郁という字を名前に使うのは良い?悪い?

郁とはどういう意味のある字でしょうか?

中学生のころ、同じクラスに、3人くらい郁が付く名前の子がいました。

歌手の藤井フミヤさんの本名は藤井郁弥(ふじい・ふみや)だといいますが、その影響があったのでしょうか。ご両親がファンだ、とか。
はっきりとした由来を聞いたことがないので、わかりませんが。

郁とはどのような意味のある字なのでしょうか?

漢和辞典にはこのように載っています。


総画:9画
音読み:イク
《名付け》
あや、か、かおり、かおる、たかし、ふみ

《意味》
{形容詞}多くの模様が、はっきりとくぎれて、目だつさま。まだらであでやかなさま。盛んなさま。

《解字》
会意兼形声。「邑+(音符)有(くぎる、かこむ)」。村村の境界がくぎられて数多く並ぶさま。

(漢字源より抜粋)

国語辞典にはこのように載っています。

いく【郁】
1.かぐわしいこと。香りが強いこと。「馥郁」
2.文化の盛んなこと。「郁文」

(広辞苑第五版より抜粋)

いくいく【郁郁】
1.文物の盛んなさま。文章の格調の高いさま。
2.香気の盛んなさま。

(広辞苑第五版より抜粋)

郁とは文化的な意味合いのある漢字のようです。

この意味合いから、名前に使う読み方として“あや”や、“ふみ”、“かおる”などが挙げられるのでしょう。

ちなみに、私の同級生には“ふみ”と読む人と“かおる”と読む人と2種類いました。

一般的には“いく”、“ふみ”、“かおる”くらいまでが一般的でしょうか?

郁が入る名前の有名人としては、

女優の永野芽郁(ながの・めい)さん、
タレントの榊原郁恵(さかきばら・いくえ)さん、
ピアニストの仲道郁代(なかみち・いくよ)さん、
小説家の高田郁(たかだ・かおる)さん、
歌手の藤井フミヤ(本名は藤井郁弥(ふじい・ふみや))さん

など。

そういえば、2007年に松本潤さん、榮倉奈々さん主演で実写映画化された青木琴美さん原作の漫画『僕は妹に恋をする』という作品で、榮倉奈々さんが演じたヒロインの名前が結城郁(ゆうき・いく)でしたね。

若い世代では永野芽郁さんが今注目されていることから、これから郁の字はさらに人気がでるかもしれません。

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