ジブリ映画の影響で女の子に千尋と名付けるようになったってホント?


尋(じん)とは両手を広げた長さのこと。5尺か6尺くらい。1.5m~1.8mくらいの長さ。

時代によっても前後するので、はっきりしないけれども千尋の長さは1500m~1800mくらいでしょうか。

そこから千尋は非常に長いこと。山などが非常に高いこと、谷などが非常に深いことを意味する言葉。千尋の谷など。

雄大さを感じることからかつては男性名に用いられることが多くありました。藤井千尋、進藤千尋など。
でも、近年は女性の名前に使われることが増えたようです。

昔、某掲示板で、ジブリ映画・千と千尋の神隠しがきっかけだと見たのですが本当でしょうか。

明治安田生命の名前ランキングによると、千尋は1990年の名前ランキングで、女の子に付けられる名前の4位に入っています。

千と千尋の神隠しが上映されたのが2001年であることを考えると、映画と名前は関係ないということがわかります。

千と千尋の神隠しの主人公・千尋が10歳の設定。公開当時の2001年に1990年生まれが11歳になるということを考えると、この世代に標準的な名前ということになりますね。

ちひろという名前の女性で浮かぶのはいわさきちひろさんです。1918年生まれ。千尋という名前が女性にも名付けられる機会が増えたことには彼女の影響もあったのかもしれません。

苗字との相性は?

参考:https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/

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