【名付け】さら / サラ / Sarah という名前はどういう意味のある言葉?

さら という名前の人がいますが、どのような印象がありますか。

そもそもどのような意味のある言葉なのでしょうか。

さら【皿・盤】

1.食物を盛る平たく浅い器。
2.饗膳などに皿に盛って出す料理。
3.平たくて皿に似た形のもの。

(漢字源第五版より抜粋)

さら【更】
(「いへばさらなり」の形で用い、もしくは「いへばさらなり」を略した言い方として)
いうまでもない。もちろん。

(漢字源第五版より抜粋)

さら【新・更】

1.新しいこと。また、そのもの。「まっー」

2.名詞の上に付けて、そのものが新しいことを表す。「ー湯」「ー地」

(漢字源第五版より抜粋)

さら【娑羅】

ナツツバキの別称。

(漢字源第五版より抜粋)

名前に使うなら、皿の意味ではないでしょうから、新しいことや植物の沙羅(娑羅)に由来するのかもしれません。

新(さら)という言葉から、新しいこと、はじまりをイメージします。

沙羅(娑羅)は、釈迦が入滅する際に寝床の四方に2本ずつあったとされているため、仏教では聖樹とされています。

沙羅はインドの高地に自生するフタバガキ科の落葉高木です。高さは30mにも達することがあります。釈迦が生まれたインドでは自生することができる植物ですが、環境の違う日本では栽培が難しく、ほとんど見ることはできません。日本で栽培されていることが有名なのは、滋賀県の草津市立水生植物園みずの森です。

日本の寺院では、沙羅の代わりに、夏椿(ナツツバキ)が植えられていることがあります。夏椿は日本の山地に自生するツバキ科の植物で、高さは10mほど。現在の日本では、沙羅に似ていることから、沙羅を夏椿と呼ぶことが多いです。

一方、海外には、Sarahという名前の人がいますが、どのような意味があるのでしょうか。

Sarahとは、ヘブライ語で、高貴な女性、姫を表す言葉。旧約聖書に登場するユダヤ人女性の名前。

英国では、宗教革命の後に名付けられるようになりました。後に、20世紀の英語圏で人気が出ました。

日本人のサラという名前をヘボン式にローマ字表記をするとSaraですが、国や地域によってはSaraと綴る場合もあります。

2019年に発表された、とある調査では、女の子の名前ランキングでこのような順位になっています。

国名/地域 Sarahの順位 Saraの順位
アメリカ 81位 163位
カナダ 63位 不明
オーストラリア 65位 不明
ニュージーランド 99位 不明
イングランド&ウェールズ 107位 88位
アイルランド 32位 不明
フランス 34位 111位
オランダ 25位 7位
スペイン 不明 11位
スイス 72位 25位
ベルギー 48位 38位
ポーランド 不明 47位
ノルウェー 93位 22位
ハンガリー 不明 16位
スウェーデン 72位 39位
デンマーク 不明 47位

英語圏やフランスなどではSarahが人気で、その他の欧州の国では、Saraが人気のようです。

ただ、日本人の発音で通じるかといえば難しいかもしれません。日本人のラの発音は、どちらかといえばLに近いのではないかと言われることがあるからです。

参考:
behind the name
発音ガイドFORVO
「山田」という苗字を,「Yamada」ではなく「Jamada」と表記することはできますか? / 外務省公式 Q&A

では、日本では人気のある名前なのでしょうか。明治安田生命の名前ランキングで、サラがランキング入りしたことがあります。

明治安田生命の名前ランキングでは、2004年から、読み方のみを考慮したランキングを50位まで、表記のみを考慮したランキングを100位まで発表しています。

表記のみを考慮したランキングで、サラの順位はこのようになっています。

サラ
順位
2004年 48位
2006年 37位
2008年 36位
2009年 39位
2010年 5位
2011年 27位
2012年 23位
2013年 20位
2014年 23位
2015年 22位
2016年 30位
2017年 21位
2018年 14位
2019年 22位

毎年のようにランキング入りしていることから、サラの響きが人気であることがわかります。

サラという名前の有名人に、

◇サラ・コフマン(Sarah Kofman)・・・1934年~1994年。フランスの哲学者。
◇サラ・ブライトマン(Sarah Brightman)・・・1960年生まれ。英国の歌手。
◇サラ・マイアー(Sarah Meier)・・・1984年生まれ。スイスの元フィギュアスケート選手。
◇サラ・チャン(Sarah Chang)・・・1980年生まれ。フィラデルフィア出身の韓国系アメリカ人のヴァイオリニスト。

◇アリス=紗良・オット・・・1988年生まれ。ピアニスト。

◇沙羅(さら)・・・1983年生まれ。ものまねタレント。
◇土性 沙羅(どしょう さら)・・・1994年生まれ。レスリング選手。
◇小川 紗良(おがわ さら)・・・1996年生まれ。女優。
◇髙梨 沙羅(たかなし さら)・・・1996年生まれ。スキージャンプ選手。
◇朝比奈 沙羅(あさひな さら)・・・1996年生まれ。柔道選手。
◇高月 彩良(たかつき さら)・・・1997年生まれ。女優。
◇志田 彩良(しだ さら)・・・1999年生まれ。女優。
◇倉島 颯良(くらしま さら)・・・2001年生まれ。女優。
◇南 沙良(みなみ さら)・・・2002年生まれ。女優。

など。


では、サラにはどのような表記が考えられるでしょうか。

サラと読む字


総画:7画

あらためる。
かえる。
つぐ。
さらに。一段と。いっそう。


総画:13画

あたらしい。

サと読む字

音読みで、サと読む字


総画:5画
音読み:サ

ひだり。ひだりの。


総画:7画
音読み:サ

たすける。


総画:7画
音読み:サ、シャ

すな。まさご、
すはなら。水や草のないすな地の荒原。
細かい物を水に入れてあらい、悪いものを捨て去り良いものを選びとる。沙汰。


総画:9画
音読み:サ、シャ

すな。ごく細かい岩石の粒。


総画:10画
音読み:サ、シャ
うすぎぬ。うすもの。
麻や綿をほぐして、あらくすいた糸。


総画:13画
音読み:サ、ザ

ぎざぎざした山。また、山がぎざぎざとしたさま。嵯峨。


総画:14画
音読み:サ

とぎすましたさま。玉の色が白くあざやかなさま。
ぎざぎざした白い歯がちらっと見えるさま。また、愛らしく笑うさま。
みがく。物をみがく。

その他


総画:6画

はやい。朝まだはやくて薄暗い。
はやくも。つとに。はやく。

(漢字源より抜粋)

早(さ)とは、名詞について時期が早くて若々しいという意味で使われる接頭語。早乙女。早苗。


総画:9画
訓読み:さく、わらう、えむ

{動詞}わらう。えむ。口をすぼめてほほとわらう。

人名において訓読みの咲く(さく)からサと読むことがあります。


総画:11画
音読み:サイ

いろどる。ほどよく色をつける。また、色をとりあわせる。彩色。
色をとりあわせたさま。彩雲。
いろどり。
ようす。姿。

人名において、音読みのサイからサと読ませることがあります。

ラと読む字

音読みで、ラと読む字


総画:19画
音読み:ラ

あみ。目のつらなるあみ。
鳥をあみで捕らえる。
つらなる。
うすぎぬ。

その他


総画:7画
名前:ら

よい。けがれがない。
人格がすぐれているさま。

人名や地名などでラと読むことがあります。
奈良、由良など。

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