2026年7月半ば、東京や横浜に旅行に行きました。
数年ぶりに、『サンライズ』に乗ることにしました。
現在、日本国内で毎日運航されている寝台夜行列車はサンライズだけなんだそうです。
予約するまで
X、インスタグラム、YouTubeなどなどSNSの影響もあるのかわかりませんが、近年大人気なんだそうで、あっという間に満席になってしまうこともあるのだとか。
私の場合、スマートフォンやパソコンで予約できるのか不安だったので、みどりの窓口に直々に行って予約しました。予約開始は乗る日の1か 月前の午前10時に始まります。
10時打ちなんて言って、みどりの窓口で10時00分きっかりに手配してもらったなんていう人もいるようですが、これをしているかどうかはみどりの窓口によりけりのようです。どうしても長く窓口を長く占領してしまうことになりますもんね。窓口が一つしかないようなみどりの窓口なら他のお客さんへの影響を考えて断られるかもしれません。よっぽど利用者数の少ないガラガラのみどりの窓口なら可能かもしれませんが・・・。利用者が多い駅でも捌ききれないから対応不可ということもあるでしょう。
私の家の最寄り駅のみどりの窓口は10時打ちに対応していませんでした。
私の場合、お客さん状況から、大体今かな?と10時少し前に整理券を取り、10時ちょうどとは行きませんでしたが、10時1分くらいにはみどりの窓口のカウンターに行くことができました。
サンライズの座席はシングルデラックス(A寝台1人個室)、ソロ(B寝台1人個室)、シングルツイン(B寝台1人個室)、シングル(B寝台1人個室)、サンライズツイン(B寝台2人個室)、普通車全車指定席(ノビノビ座席)といろいろあります。
私は一人での利用でしたが、一人の場合、寝台料金が
高い← シングルデラックス、シングルツイン、シングル、ソロ、ノビノビ座席 →安い
となっています。
値段が高くなるにつれ、部屋は広くなります。
ノビノビ座席は簡易的な仕切りがあるくらいで個室ではありません。
個室がよかったけれど、安い部屋でいいやと思った私は、一人用個室の中で最も安いソロを予約することにしました。
出発日が平日だったからなのかなんとか席があり、乗車券を購入することができました。
私はたまたまそれほど利用者のいないみどりの窓口での購入でしたから、9時30分頃にみどりの窓口に到着しましたが、購入することができました。ですが、SNSを見ていると、もっと利用者の多いみどりの窓口では発売開始となる10時の数時間前から並んでいる方もいらっしゃるようですから、窓口によってとても状況が違うようです。
運休はあるある!?
そして旅行当日、仕事を終え、いったん帰宅して入浴を済ませ、身支度を整えて駅に向かいました。
サンライズを待っているときに、駅のホームでスマホを弄っていて知ったのですが、この日はなんと、東京発のサンライズが運休になっていました。原因は車両トラブルとのこと。列車の老朽化もあるし、考えてみれば東京~山陰/四国を往復するという過酷路線なので、列車にとって大層負担がかかるのでしょうね。
この日の私は東京行きに乗る予定でしたから問題ありませんでしたが、当たり前に走っているものと思い込んでのんきに駅に行ってしまっていました。
でも検索してみると、サンライズの運休や遅延は別に珍しくないようです。
私がサンライズに乗った日の前日は、東京行きが運休になっていました。
無事に走ってくれることをありがたいと思わないといけませんね。そして、事前に運行状況を確かめなければいけないと痛感しました。
もし、あのスマホを弄っているときにサンライズが運休だと知ったら、私はどうしたらよかったんだろう?と思います。あの遅い時間帯に飛行機は飛んでいません。新幹線も夜行バスも、あの時間帯からだとなかなか手配が難しい気がします。翌朝に移動ともなれば、予定が大幅に狂います。もしあの時点で運休になっていたら翌日に新幹線で移動せざるを得なかったかも・・・。


サンライズに乗ってみた
サンライズに乗って思ったこと。
とりあえず通路が狭くってすれ違うのも大変そう。
列車に乗って自分の座席(寝台)を探して部屋に入り、扉を閉めて座っていると、列車が走り始めました。まもなくノックがあり、開けてみると検札に来た車掌さんでした。
車掌さんは座席があっているか確認したのち、シャワーカードの販売は、券売機故障のためありませんと謝罪して出ていきました。
サンライズではシャワーカードを購入すれば、シャワーを浴びることができるのですが、お湯の量にも制限があるので、枚数制限があるようです。しかしそもそも券売機が故障していることもあるのですね。
私が使用した寝台にはシーツがかかっており、シーツのかかった毛布、シーツのかかった枕、それから着替えがおいてありました。
私は2階建ての席のうち1階でしたから、スーツケースをスムーズに入れられましたが、2階となると階段の幅が狭くて大変そう・・・。
冷房が寒かったのでエアコンを切りました。
電気のスイッチは3つくらい、コンセントは一つありました。
お手洗いは男女兼用で、新幹線とそんなに変わらない広さだと思いました。
洗面所は水もお湯も出ました。私はコンタクトレンズを使用しているのですが、揺れる車内でコンタクトレンズを外したり、顔を洗ったりするのはまあまあ困難でした。
部屋を離れるときはきちんとドアノブをひねって閉めないと揺れで全開になってしまうことがわかりました。結構揺れているからちゃんと閉めないと開いちゃうんですね。
また、お部屋には鍵がついて、内から鍵をかけることができますし、外に出るときには暗証番号を設定して施錠することができます。
車内放送の音が大きくて寝られるのかな?と思っていたのですが、そんな心配は無用で、岡山駅を出たあたり、22:30頃の放送の際に、深夜帯は、車内放送をしない旨が放送されました。その次の放送は早朝、横浜駅に到着する15分くらい前だったと思います。おはようございます放送がありました。ですので、途中の姫路や大阪などで下車したい人は、車内放送がなされないため、着いたな!と自分で察して降りないといけないようです。
サンライズにはそうそう乗れないので、寝るのはもったいないんじゃないか?なんて思い始めめてしまったのですが、電気を消してしばらくすると寝てしまっていました。
列車のガタンガタンという音が心地よく、寝台なので横になれますし、快適でした。列車のガタンガタンという音が大きいので、隣の人のいびきだとか、そういう人の生活音みたいなものは聞こえてきません。
ただ、ドアのダーン!という大きな開閉音でたまに目覚めました。列車が揺れるので、お部屋と廊下を出入りする際に、ドアがスパーンと開いたり閉まったりしてしまうことがあって、そのときの音がまあまあ響くんですよね。
ラウンジにはだいたいいつもおしゃべりを楽しむ乗客がいました。
翌朝、コンタクトレンズを入れるために洗面所に行ったとき、寝ぼけていたのかコンタクトレンズを持っていくのを忘れてしまい、慌てて部屋に戻った時に私は天井に頭を激しく打ち付けてしまいました。天井が低いので気をつけないといけませんね。
しばらく頭が痛みました。
そしてこの日、定刻通り、横浜駅に到着しました。

サンライズに乗るメリット?デメリット?
デメリット
・運賃が高い(JALやANAなどLCCでなくても飛行機の早割の方がずっと安い)。
・到着までに時間かかる(東京発の場合、東京を21:28に出て、岡山で高松行きと出雲行きに切り離され、高松に着くのは7:27、出雲に着くのは10:00!高松/出雲発だと、高松を21:26に出る列車と、出雲を18:57に出る列車が、岡山で連結して、東京に着くのは7:08!)。
・運休になったら、代替となる移動手段の確保が難しいかも?
・夜行列車にワクワクしすぎてもったいないなんて思えてきて寝られないかもしれない?
メリット
・どの寝台を選んでもフルフラットで横になって寝られる(長距離バスでフルフラットで横になれるものはそうないし、あっても結局運賃が高いですよね)。
・早朝に到着できる。
・飛行機と違って面倒な手荷物検査もなく、サクッと乗れる(飛行機だと手荷物検査やらなんやらで出発時刻よりもずっと早く空港についていなければいけませんよね。サンライズは切符さえ持っていればギリギリでも乗れます。)。
・寝台列車に乗れる(今の日本の鉄道事情的にはなかなかレアな体験)。