ポルトガルの名前ランキング 2018 トップ20 名前の意味

男の子編

1位.ジョアオ

JOÃO

ヘブライ語に由来する名前。意味は『ヤハウェは恵み深い』

英語圏でいうJohn。ドイツでいうJohannes。イタリアでいうGiovanni。

旧約聖書にも、新約聖書にも登場する人物の名前

日本では、ヨハネと呼ばれることが多い。キリスト教においてこの名前を持つ聖人は多い。

〇使徒ヨハネ
十二使徒の一人。
カトリック教会や東方教会などで崇敬される。
記念日は12月27日(カトリック、聖公会)
10月9日(東方教会)※東方教会では修正ユリウス暦を使用する教会もあり、その場合は9月26日。
以下の守護聖人とされることも。
『神学者』『出版業者』『作家』『忠誠』『愛』『友情』

〇洗礼者ヨハネ
カトリック教会などで崇敬される。
記念日は6月24日(カトリック教会/聖公会)。
以下の守護聖人とされることも。
『出版業』『印刷業』

〇ジョヴァンニ・メルキオッレ・ボスコ(日本での通称:ヨハネ・ボスコ)
カトリック教会などで崇敬される。
記念日は1月31日。
以下の守護聖人とされることも。
『フィレンツェ』

2位.フランシィスコ

FRANCISCO

ゲルマン語に由来する名前。意味は『フランス人』

聖フランチェスコから。

アッシジのフランチェスコは、以下の守護聖人と言われることも。
『飼育家』、『人権活動家』

フランシスコ・ザビエル(Francisco de Xavier/ Francisco de Jasso y Azpilicueta) は、以下の守護聖人と言われることも。
『オーストラリア』、『ゴア』、『中国』、『日本』、『ニュージーランド』、『東インド諸島』、『ボルネオ』

3位.サンティアーゴ

SANTIAGO

意味は『Saint James』

Jamesは、ヘブライ語に由来する名前。意味は『かかとを掴むもの』『出し抜く者』

旧約聖書にも新約聖書にも登場する人物の名前。日本ではヤコブと呼ばれることが多い。

旧約聖書では、イサクの息子で、ユダヤ人の祖。

新約聖書において、ゼベダイの子・ヤコブは十二使徒の一人。
ヤコブは、『スペイン』の守護聖人とされることも。
記念日は7月25日。

4位.アフォン

AFONSO

この名前の由来は諸説あり・・・。

一説には、ドイツ語の名前に由来し、2つの言葉を組み合わせたもの。

1つ目の言葉は、『高貴な』or『戦い』で2つ目の言葉は『準備ができていること』

5位.デュアルト

 DUARTE

古い英語で、『富』+『守護』

英語圏でいうEDWARDのポルトガル版。

6位.トマシュ

TOMÁS

アラム語に由来する名前。意味は『対の』『ツイン』

Thomasという名前が広まったのは新約聖書に登場する十二使徒から。日本では、聖トマスと呼ばれることが多い。

聖トマスは以下の守護聖人と言われることも。
『政治家』、『弁護士』

記念日は、カトリック教会では7月3日、聖公会では12月21日、東方正教会ではトマスの日曜日(イースター後の最初の日曜日)

7位.マルティン

MARTIM

ローマの神・Mars(火星)から。

8位.ロードリーゴ

RODRIGO

ゲルマン語に由来する名前。意味は『名声』

キリスト教の聖人・Roderickから。

記念日は3月13日。

9位.ロウレンシュ

LOURENÇO

イタリアの古代都市の名前“Laurentius”の転。

キリスト教の聖人の名前・Lawrenceから。

聖Lawrenceは以下の守護聖人とされることも。
『コメディアン』、『記録保管者』、『図書館職員』、『学生』、『炭鉱労働者』、『なめし皮職人』、『学生』、『シェフ』『貧しい人』、『消防士』、『焙煎職人』、『肉を焼く人』

□土地
〇『カナダ』
〇『スリランカ』
〇イタリア『Rome』
〇オランダ『Rotterdam』
〇スペイン『Huesca』
〇マルタ『 San Lawrenz』、『Gozo』、『Birgu』
〇フィリピン『Barangay』、『San Lorenzo』、『San Pablo』、『Balangiga』、『Eastern Samar』

記念日は8月10日。

10位.ガブルエール

GABRIEL

ヘブライ語の名前に由来。意味は『強者』『英雄』『神』

大天使の名前。

ガブリエルは以下の守護聖人と言われることも。
『通信事業』、『ポルトガル』

カトリック教会での記念日は、9月29日、東方教会での記憶日は、3月26日、7月13日、11月8日。

また、カトリックではガブリエルが行ったとされる受胎告知の日が3月25日。

11位.ミゲル

Miguel

ヘブライ語の名前に由来。意味は『神に似たるものは誰か』
これは反語で、そのような者はいないということを暗示している。

大天使の名前。日本ではミカエルと呼ばれることが多い。

大天使ミカエルは以下の守護聖人と言われることも。
『ユダヤ人』、『カトリック教会』、『警官』、『救急隊士』、『兵隊』、『兵士』、『落下傘兵』、『食料品店』、『病気』、
『ドイツ』、『フランス』、『ウクライナ』
ベルギーの『ブリュッセル』、ウクライナの『キエフ』、カナダの『トロント』
ロシアの『Arkhangelsk』、英国・スコットランドの『Arkhangelsk』、フィリピンの『Argao』、『セブ島』、『City of Iligan』

記念日は、ローマカトリック教会では9月29日。
東方教会では11月18日。ユリウス暦を使用する教会では11月21日。

12位.ルーカス

LUCAS

ギリシア語に由来する名前。意味は『ルカニア(イタリアの地名)』

新約聖書に登場する聖人の名前

『画家』と『医師』の守護聖人とされることも。

日本では聖路加という漢字表記をされることが多い。

カトリック教会での記念日は10月18日、正教会での記憶日は4月22日(5月3日)

13位.ペァドロ

PEDRO

Peterは、ギリシア語で『石』

この名前が広まったのは新約聖書に登場する十二使徒から。日本では、聖ペトロと呼ばれることが多い。

記念日は6月29日。

14位.ヴィセンテ

VICENTE

ラテン語に由来する名前。意味は『征服すること』

キリスト教の聖人の名前から。この名前の聖人は複数存在する。

そのうちの一人が、Vincent of Saragossa

Vincent of Saragossaは、以下の守護聖人とされることも。
ポルトガルの『São Vicente(Madeira自治地域)』、『リスボン』、『Diocese of Algarve』、スペインの『Valencia』、イタリアの『Vicenza』、『酢を製造する人』、『ワインを製造する人』

15位.ギリェム

GUILHERME

ゲルマン語に由来する名前。意味は『意志・願望』+『保護』

英語圏でいうWILLIAM。

16位.ディニス

DINIS

一説には、ギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神、ディオニューソスから。

キリスト教において、ディオニューソスに由来すると思われる名前の聖人は複数存在する。

そのうちの一人が、聖Denis。

聖Denisは以下の守護聖人とされることも。
『フランス』、『パリ』、フィリピンの『San Dionisio』、『狂犬病』、『憑りつかれた人々』、『狂乱や争いに反する』

記念日は10月9日。

17位.サルヴァドル

SALVADOR

ラテン語に由来する名前。意味は『救世主』。

スペインの画家、Salvador Dalí(ダリ)が有名。

18位.ゴンサロ

GONÇALO

ゲルマン語に由来する名前。2つの言葉からなるといわれていて、一つ目の意味は『戦争』。もう一つは、不明。

19位.ラファエル

RAFAEL

ヘブライ語に由来する名前。意味は『神は癒し』

大天使の名前。

ラファエルは以下の守護聖人と言われることも。

『薬剤師』、『盲人』、『病人』、『精神障害者』、『旅人』、『体の病気』

記念日は、カトリック教会では9月29日。

20位.グスタヴ

GUSTAVO

この名前の由来は不詳。

一説には、古い北欧の言葉に由来する名前で、意味は『ゴート人』+『スタッフ』


発音はカタカナに直すのが難しかったこともあり、参考までに。

発音について⇒forvo

参考:
behind the name(英語)

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