同じ英語圏でもこんなに違う!名前ランキング比較 2017

アメリカ

アメリカ

1位.エマ(Emma)

2位.オリヴィア(Olivia)

3位.エヴァ(Ava)

4位.イザベラ(Isabella)

5位.ソフィア(Sophia)

6位.ミア(Mia)

7位.シャーロット(Charlotte)

8位.アメリア(Amelia)

9位.エヴェリン(Evelyn)

10位.アビゲイル(Abigail)


エマ人気はエマ・ワトソンの影響もあるのでしょうか?彼女は英国人ですが・・・。

エヴァという名前は、近年突如人気の出た名前です。

エヴェリン、アビゲイルという名前はどこかアメリカっぽい感じがします。


分類すると・・・

〇旧約聖書に由来する名前
→→エヴァ、アビゲイル
*どちらもヘブライ語に由来し、エヴァは“息吹”を意味すると言われています。AvaやEvaなどと綴りますが、近年はAvaの綴りが人気。
*アビゲイルは“父の喜び”の意味があるという説も。

〇新約聖書に由来する名前
→→ミア
*元の形はマリア(Maria)。ヘブライ語に由来しているといわれていますが、意味は不詳。

〇ギリシア語に由来する名前
→→ソフィア
*意味は“知恵”

〇ゲルマン語に由来する名前
→→エマ、シャーロット
*エマの意味は“全体の”。
*シャーロットは男性名チャールズの女性版。意味は“男性”

〇ラテン語に由来する名前
→→アメリア
*男性名エミルの女性版。意味は“ライバル”

〇ヘブライ語に由来する名前
→→イザベラ
*エリザベスの愛称で、意味は“神に誓う”。

〇姓に由来する名前
→→エヴェリン
*意味は不詳。ゲルマン語で“望ましい”の意味があるのではないかという説も。

〇その他
→→オリヴィア
*英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇『十二夜』の登場人物に由来すると言われています。シェイクスピアは植物のオリーブにヒントを得たのかもしれません。が、詳細は不明です。

英国

イングランドとウェールズ

イングランドとウェールズ

1位.オリヴィア(Olivia)

2位.アメリア(Amelia)

3位.アイラ(Isla)

4位.エヴァ(Ava)

5位.エミリー(Emily)

6位.イザベラ(Isabella)

7位.ミア(Mia)

8位.ポピー(Poppy)

9位.エラ(Ella)

10位.リリー(lily)


アメリカとは全然雰囲気が違いますね。

リリーやポピーといった花の名前がトップ10入りしているところが特徴的。


分類すると・・・

〇旧約聖書に由来する名前
→→エヴァ
*ヘブライ語に由来し、エヴァは“息吹”を意味すると言われています。AvaやEvaなどと綴りますが、近年はAvaの綴りが人気。

〇新約聖書に由来する名前
→→ミア
*元の形はマリア(Maria)。ヘブライ語に由来しているといわれていますが、意味は不詳。

〇花に由来する名前
→→ポピー、リリー
*ポピーとはケシのこと。英語の古い言葉で、意味は“赤い花”。
*リリーは百合のこと。純潔の象徴。この言葉の語源を辿るとラテン語に行きつくという説も。

〇ラテン語に由来する名前
→→アメリア、エミリー
*どちらも男性名エミルの女性版。意味は“ライバル”

〇ヘブライ語に由来する名前
→→イザベラ
*エリザベスの愛称で、意味は“神に誓う”。

〇スコットランド語に由来する名前
→→アイラ
*スコットランドにある島の名前から。意味は不詳。
ちなみに、エリザベス女王の‘ひ孫’にこの名前の女性がいます。エリザベス女王の長女アン王女の孫にあたる人物。

〇その他
→→オリヴィア
*英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇『十二夜』の登場人物に由来すると言われています。シェイクスピアは植物のオリーブにヒントを得たのかもしれません。が、詳細は不明です。

〇不明
→→エラ
*ゲルマン語で“その他”。あるいは、EleanorやEllenなどElが付く名前の愛称などと言われています。

スコットランド

スコットランド

1位.オリヴィア(Olivia)

2位.エミリー(Emily)

3位.アイラ(Isla)

4位.ソフィー(Sophie)

5位.ジェシカ(Jessica)

6位.アメリア(Amelia)

7位.エヴァ(Ava)

8位.エラ(Ella)

9位.シャーロット(Charlotte)

10位.アリア(Aria)


アイラはもともとスコットランド伝統の名前だけにランクインしています。

アリアという少し変わった名前も。


分類すると・・・

〇旧約聖書に由来する名前
→→エヴァ
*ヘブライ語に由来し、エヴァは“息吹”を意味すると言われています。AvaやEvaなどと綴りますが、近年はAvaの綴りが人気。

〇新約聖書に由来する名前
→→ミア
*元の形はマリア(Maria)。ヘブライ語に由来しているといわれていますが、意味は不詳。

〇ギリシア語に由来する名前
→→ソフィー
*意味は“知恵”。

〇ゲルマン語に由来する名前
→→シャーロット
*男性名チャールズの女性版。意味は“男性”

〇ラテン語に由来する名前
→→アメリア、エミリー
*どちらも男性名エミルの女性版。意味は“ライバル”

〇スコットランド語に由来する名前
→→アイラ
*スコットランドにある島の名前の転。意味は不詳。

〇イタリア語に由来する名前
→→アリア
*“歌”や“旋律”の意味。元の意味は“空気”。

〇その他
→→オリヴィア、ジェシカ
*どちらも英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇の登場人物に由来すると言われています。オリヴィアは『十二夜』、ジェシカは『ヴェニスの商人』に登場します。シェイクスピアは、オリヴィアについては植物のオリーブに、ジェシカについては聖書に登場する女性Iscahからヒントを得たのではないかという説もありますが、詳細は不明です。

〇不明
→→エラ
*ゲルマン語で“その他”。あるいは、EleanorやEllenなどElが付く名前の愛称などと言われています。

北アイルランド

北アイルランド

1位.エミリー(Emily)

2位.グレイス(Grace)

3位.オリヴィア(Olivia)

4位.アイラ(Isla)

5位.アナ(Anna)

6位.ソフィー(Sophie)

7位.エラ(Ella)

8位.アメリア(Amelia)

9位.シャーロット(Charlotte)

10位.ソフィア(Sophia)


概ね伝統的な名前が並んでいます。


分類すると・・・

〇新約聖書に由来する名前
→→アナ
*旧約聖書ではハナ(Hannah)と綴られる名前で、ヘブライ語で“親切”、“恩寵”などの意味。
この名前の女性は新約聖書に何人か登場します。聖母マリアの母の名前。

〇ギリシア語に由来する名前
→→ソフィア、ソフィー
*SophiaとSophieは形が違うだけで同じ名前。意味は“知恵”。

〇英語に由来する名前
→→グレイス
*意味は“恩寵”、“優美”

〇ゲルマン語に由来する名前
→→シャーロット
*男性名チャールズの女性版。意味は“男性”

〇ラテン語に由来する名前
→→アメリア、エミリー
*どちらも男性名エミルの女性版。意味は“ライバル”

〇スコットランド語に由来する名前
→→アイラ
*スコットランドにある島の名前の転。意味は不詳。

〇その他
→→オリヴィア
*英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇『十二夜』の登場人物に由来すると言われています。シェイクスピアは植物のオリーブにヒントを得たのかもしれません。が、詳細は不明です。

〇不明
→→エラ
*ゲルマン語で“その他”。あるいは、EleanorやEllenなどElが付く名前の愛称などと言われています。

オーストラリア

オーストラリア

1位.シャーロット(Charlotte)

2位.オリヴィア(Olivia)

3位.エヴァ(Ava)

4位.アメリア(Amelia)

5位.ミア(Mia)

6位.アイラ(Isla)

7位.クローイ(Chloe)

8位.グレイス(Grace)

9位.エラ(Ella)

10位.ゾーイ(Zoe)


クローイ、ゾーイ、グレイスと何だかほかの国とはまた違った印象。


分類すると・・・

〇旧約聖書に由来する名前
→→エヴァ
*ヘブライ語に由来し、エヴァは“息吹”を意味すると言われています。AvaやEvaなどと綴りますが、近年はAvaの綴りが人気。

〇新約聖書に由来する名前
→→ミア
*元の形はマリア(Maria)。ヘブライ語に由来しているといわれていますが、意味は不詳。

〇ギリシア語に由来する名前
→→ソフィア、クローイ、ゾーイ
*ソフィアの意味は“知恵”。
*クロエはギリシア神話に登場する女神に由来する名前で、意味は“芽吹き”。
*ゾーは“人生”。Evaのギリシア語訳。

〇英語に由来する名前
→→グレイス
*意味は“恩寵”、“優美”

〇ゲルマン語に由来する名前
→→シャーロット
*シャーロットは男性名チャールズの女性版。意味は“男性”

〇ラテン語に由来する名前
→→アメリア
*男性名エミルの女性版。意味は“ライバル”

〇スコットランド語に由来する名前
→→アイラ
*スコットランドにある島の名前から。意味は不詳。

〇その他
→→オリヴィア
*英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇『十二夜』の登場人物に由来すると言われています。シェイクスピアは植物のオリーブにヒントを得たのかもしれません。が、詳細は不明です。

〇不明
→→エラ
*ゲルマン語で“その他”。あるいは、EleanorやEllenなどElが付く名前の愛称などと言われています。

ニュージーランド

ニュージーランド

1位.シャーロット(Charlotte)

2位.ハーパー(Harper)

3位.アイラ(Isla)

4位.オリヴィア(Olivia)

5位.エヴァ(Ava)

6位.アメリア(Amelia)

7位.ミア(Mia)

8位.ミラ(Mila)

9位.ソフィー(Sophie)

10位.エミリー(Emily)


ハーパーやミラといった名前が上位に来ていることが特徴的。


分類すると・・・

〇旧約聖書に由来する名前
→→エヴァ
*ヘブライ語に由来し、エヴァは“息吹”を意味すると言われています。AvaやEvaなどと綴りますが、近年はAvaの綴りが人気。

〇新約聖書に由来する名前
→→ミア
*元の形はマリア(Maria)。ヘブライ語に由来しているといわれていますが、意味は不詳。

〇ギリシア語に由来する名前
→→ソフィー
*ソフィーの意味は“知恵”。

〇ゲルマン語に由来する名前
→→シャーロット
*シャーロットは男性名チャールズの女性版。意味は“男性”

〇ラテン語に由来する名前
→→アメリア、エミリー
*どちらも男性名エミルの女性版。意味は“ライバル”

〇スコットランド語に由来する名前
→→アイラ
*スコットランドにある島の名前から。意味は不詳。

〇スラヴ語に由来する名前
→→ミラ
*スラヴ語の“優しい”、“親愛なる”という言葉の一部分か。

〇姓に由来する名前
→→ハーパー
*英語圏の姓に由来し、楽器のハープに由来すると言われています。ハープ職人か、ハープの演奏者であったことから付けられた姓。

〇その他
→→オリヴィア
*英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇『十二夜』の登場人物に由来すると言われています。シェイクスピアは植物のオリーブにヒントを得たのかもしれません。が、詳細は不明です。

カナダ

カナダ

1位.オリヴィア(Olivia)

2位.エマ(Emma)

3位.ソフィー(Sophie)

4位.エヴァ(Ava)

5位.シャーロット(Charlotte)

6位.エミリー(Emily)

7位.クローイ(Chloe)

8位.ハナ(Hannah)

9位.アメリア(Amelia)

10位.アビゲイル(Abigail)


英国連邦の国ですが、やはり距離の近いアメリカと傾向が似ています。


分類すると・・・

〇旧約聖書に由来する名前
→→エヴァ、アビゲイル、ハナ
*どれもヘブライ語に由来し、エヴァは“息吹”を意味すると言われています。AvaやEvaなどと綴りますが、近年はAvaの綴りが人気。
*アビゲイルは“父の喜び”の意味があるという説も。
*ハナは“親切”、“恩寵”などの意味。

〇ギリシア語に由来する名前
→→ソフィー、クローイ
*ソフィーの意味は“知恵”。
*クロエはギリシア神話に登場する女神に由来する名前で、意味は“芽吹き”。

〇ゲルマン語に由来する名前
→→エマ、シャーロット
*エマの意味は“全体の”。
*シャーロットは男性名チャールズの女性版。意味は“男性”

〇ラテン語に由来する名前
→→アメリア、エミリー
*どちらも男性名エミルの女性版。意味は“ライバル”

〇その他
→→オリヴィア
*英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇『十二夜』の登場人物に由来すると言われています。シェイクスピアは植物のオリーブにヒントを得たのかもしれません。が、詳細は不明です。

どこの国でも人気のある名前は・・・。

7つの国と地域でトップ10入りしたのは、

オリヴィア(Olivia)とアメリア(Amelia)でした!

男の子の名前でオリヴァーが人気ということを考えると、このオリヴの響き(?)は英語圏での受けが良いのかもしれません。

また、北アイルランドでは10番以内に入りませんでしたが、エヴァ(Ava)という名前も男性に人気のノア(Noah)と同じく欧州の各国で大人気。やはり短くて呼びやすいからでしょうか。

人気の名前はaで終わるところも共通点です。aで終わると女性らしい印象を受けるのかもしれません。

一方でaが付きませんし、イングランドとウェールズではトップ10入りしませんでしたが、シャーロット(Charlotte)は6つの国と地域でトップ10入りしています。

参考にしたサイト
→https://www.behindthename.com/
→https://ja.forvo.com/

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