秋の言葉から
秋水
あきみ
秋の季語“秋の水(あきのみず)”や“秋水(しゅうすい)”から。秋の澄み渡ったひややかな水の意味。
秋水は澄み切った自ら鋭利な刃を意味することも。
狭霧
さぎり
秋の季語“狭霧(さぎり)”から。霧のこと。
千秋
ちあき
秋の言葉ではありませんが、秋がつく言葉である千秋(せんしゅう)から。千秋とは非常に長い年月のこと。
月見
つきみ
秋の季語“月見”から。陰暦8月十五夜の月。また、陰暦9月十三夜の月を賞すること。
また、陰暦8月の異称。
重陽
しげはる
重陽(ちょうよう)の節句から。陽の数である9が重なる日という意味。
陰暦9月9日に、日本の宮中では観菊の宴が行われてきました。
初音
はつね
初音とはその年初めての鳴き声を指す言葉。初音は秋限定の言葉ではありませんが、秋を代表する鳥である“雁(かり/がん)の初音”などと使われることがあります。
日和
ひより
秋の季語“秋日和”から。秋日和とは秋らしい、晴れた天気のこと。
2019年の明治安田生命の名前ランキングによると、日和が54位に、ヒヨリの響きが33位に入りました。
紅葉
くれは
紅葉や、秋の襲(かさね)の色目・紅葉襲(もみじがさね)から。