秋らしい名前 50選

植物から

画数:18画
音読み:らん
名乗り読み:あい

秋に花咲く草の名前から。

有名なのは“出藍の誉れ(しゅつらんのほまれ)”という言葉。これは、青色の染料は、藍の葉から取るが元の色よりも美しくなることを指します。弟子(青)が師匠(藍)を超えるということ。

名前の例:藍(らん/あい)

画数:9画
音読み:セン
名乗り読み:あかね

茜(あかね)とはつる草の植物の名前。また、茜色を意味する字。

茜色とは黒ずんだ、沈んだ赤色。暗赤色。⇒茜色

名前の例:茜(あかね)

2019年の明治安田生命の女の子の名前ランキングによると、茜の表記が98位に入りました。

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#玉川上水 #散歩 #茜 #茜草

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秋桜

あきお

秋に咲く花、あきざくら=コスモスから。

画数:13画
音読み:フウ、ホウ 訓読み:かえで

楓の字はもともとフウの木を意味します。

一説には、木と風を組み合わせた字。楓の種子が飛んでいく様を表しているのではないかとも。

冬に備えて紅葉する楓から。

ややこしいことに、楓をフウと読んだ場合と、カエデと読んだ場合では植物が異なります。
フウは中国原産の落葉高木で、カエデは日本にも自生するカエデ科の落葉高木。
かつては、楓をフウ、槭をカエデと読んで区別していたようですが、槭が常用漢字ではないことから混同されるようになったようです。

なお、戦前は名前の表記に制限がなかったようですが、
戦後、1940年代後半ころに、法改正がなされたことで、人名に使える漢字に制限が設けられるようになりました。
楓は1981年に人名用漢字に追加されて、名前に使えるようになりましたが、槭は今のところ人名に使える漢字には入っていません。
もちろん、ペンネームなど本名でなければ使えます。

2019年の明治安田生命の名前ランキングによると、楓の表記は女の子の名前で47位に入っています。

名前の例:楓(かえで)

参考:楓という名前。季節はいつ?性別はどっち?

カンナ

7月~10月頃に咲くという花のカンナから。

夏から秋にかけて咲くことから秋の季語とされることがあります。

漢字を当てるなら環奈など。

2019年の明治安田生命の名前ランキングによると、カンナの響きは女の子の名前で26位に入っています。

画数:11画
音読み:キク
名乗り読み:あき、ひ

菊を意味する字。

秋に咲く菊の花から。
菊は、宮中において陰暦9月9日の重陽(ちょうよう)の節句に、観菊の宴が催されたり、
また、正式には決まっていないようですが、時には日本の国花のごとく扱われることがあるなど、古来から日本で愛されてきた花です。
皇室の家紋は菊で、日本人の旅券の表紙にも菊が表示されています。

また、菊月(きくづき)や菊秋(きくあき)は、陰暦9月の異称。

秋の襲(かさね)の色目の名前。

名前の例:菊(きく)

桔梗

ききょう

桔梗はキキョウ科の多年草。夏秋の頃に花咲くことから秋の季語とされることがあります。

秋の七草のひとつ。

また、秋の襲(かさね)の色目の名前。

紫苑

しおん/しをん

現代仮名遣いで“しおん”、旧仮名遣いで“しをん”。

紫苑はキク科の多年草。秋に花咲くことから秋の季語とされることがあります。

別名“鬼の醜草(おにのしこくさ)”。由来は不詳。

また、秋の襲(かさね)の色目の名前。

画数:16画
音読み:キツ、キチ
名乗り読み:たちばな

植物のたちばなを意味する字。

秋に実を付けることから、秋の季語とされることがあります。

名前の例:橘(たちばな)

夏芽

なつめ
棗(なつめ)から。
棗はクロウメモドキ科の落葉小高木。一説には中国原産。

秋に実が生ることから秋の季語とされることがあります。

戦後の法改正により人名に使える漢字に制限が設けられるようになり、棗という字を名前に用いることはできなくなってしまいました。
もちろん、ペンネームなど本名でなければ使えます。

芙蓉

ふよう

芙蓉はアオイ科の落葉低木。夏から秋にかけて花を咲かせるために秋の季語とされることがあります。

画数:9画
音読み:セイ、ショウ 訓読み:ほし
名乗り読み:とし、ほし

きよらかに光るほしを意味する字。

ホシクサ科の星草の花から。秋に花を咲かせるために秋の季語とされることがあります。

名前の例:航星(こうせい)

画数:17画
音読み:ダン、タン 訓読み:まゆみ

檀は、まゆみという木を意味する字。秋に実が生ることから秋の季語とされることがあります。

一説には木+亶で太くてずっしりした木を意味する字。

また、秋の襲(かさね)の色目の名前。

名前の例:檀(まゆみ)

画数:19画
音読み:ラン 訓読み:あららぎ
名乗り読み:か

蘭とは植物の蘭を意味する字。

また、蘭月(らんげつ)とは陰暦7月の異称。

蘭月の蘭とは、秋に花咲くキク科の藤袴(ふじばかま)のこと。
古語で、蘭(らに)とは、藤袴を指しました。

藤袴は秋の七草の一つで、秋の襲(かさね)の色目の名前。

名前の例:蘭(らん)

2019年の明治安田生命の女の子の名前ランキングによると、蘭の表記が63位に入りました。

画数:12画
音読み:リョウ
名乗り読み:むく

椋は、むくという木を意味する字。
椋は秋に実が生ることから秋の季語とされることがあります。

名前の例:椋(りょう)

2019年の明治安田生命の名前ランキングによると、リョウの響きが36位に、リョウマの響きが44位に入りました。

竜胆

りんどう

竜胆はリンドウ科の多年草。

秋に花咲かせることから、秋の季語とされることがあります。

また、秋の襲(かさね)の色目の名前。

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