植物から
冬から春にかけて咲くジャノメエリカから。
漢字を当てるなら瑛莉香など。
手前の紫がかったピンクの花は「ジャノメエリカ」。ピンク色のベル型の花の中に、黒い点のような葯(やく)が目立つのが名前の由来です。南アフリカの花で、寒さにはそれほど強くありませんが、当館では何もしなくても越冬します。
枝先にたくさんの花をつけるので、株全体がピンク色になります。 pic.twitter.com/FRrYC6eBNL— 三陽メディアフラワーミュージアム/千葉市花の美術館 (@sbp_smfm) January 29, 2020
すずな
鈴菜(すずな)とは春の七草の一つ。青菜。カブ。
冬の季語とされることがあります。
【菘 すずな】
春の七草のひとつ
鈴菜とも書く
蕪の葉の事を「すずな」とよぶ
カルシウムがほうれん草の5倍
カロテンはブロッコリーの3倍 pic.twitter.com/Rj7cuD3q3M— おかだけ@Japanese-food管理者 (@dile2oka8) January 5, 2020
画数:16画
音読み:トウ 訓読み:だいだい
代々の意味は、だいだい。蜜柑の一種。
一説には木と登(のる、のせる)が組み合わさった字で、踏み台やこしかけを表した字。
2004年に人名用漢字の仲間入りをして名前に使えるようになりました。
(*戦前は今と法律が違うため、名前に使える漢字に制限はありませんでした。)
橙を代々とかけて子孫繁栄を願い、正月のかざりによく使用されます。冬に実が生ることから冬の季語とされることがあります。
名前の例:橙佳(とうか)
画数:9画
音読み:シュウ・シュ 訓読み:ひいらぎ
意味は、つち。才槌。まるいこぶ状の握り。また、ひいらぎ。
ひいらぎとは、モクセイ科の常緑小高木。高さは約3メートル。
一説には、木と冬(字音)を組み合わせた字。
なお、日本に自生する柊は、モクセイ科モクセイ属に部類されるのに対し、
クリスマスによく見かける柊はセイヨウヒイラギと呼ばれていて、モチノキ科モチノキ属に部類される、全く別物です。
モクセイ科モクセイ属の柊の実は黒紫色で、モチノキ科モチノキ属の柊の実は赤色です。
柊の花は冬の季語とされています。
名前の例:柊(ひいらぎ)
柊を名前に入れるのは良い?悪い?
画数:9画
音読み:ユ・ユウ 訓読み:ゆず
意味は、ゆず。みかん科の常緑低木。高さ約3メートル。
柑橘類の一種。
一説には、木と抽(=絞り出す、汁をしぼる)を組み合わせた字。
ゆずは、柚とも柚子とも表記します。
冬至に柚湯に浸かるとひびやあかぎれを治すといわれています。柚湯は冬の季語とされています。
名前の例:柚(ゆず)
2019年の明治安田生命の女の子の名前ランキングによると、柚希の表記は43位に、柚羽の表記が72位に、柚月の表記が83位に入っています。
また、ユヅキの響きが27位に入っています。
ゆきな
雪菜(ゆきな)とは雪中に栽培して育成する菜類や、コマツナの一品種のこと。
畑の雪菜の収穫です。
この雪菜は、独特の風味があって、からし和えにして頂きます。
雪菜の名は、各地にありますが、それぞれに違うものだそうです。これは善光寺雪菜とも呼ばれる、北信地方で栽培されるものだとか。 pic.twitter.com/UkvGJSIZhl— かんだた (@kandatasoba) March 16, 2018