虹を意味する名前 20選

虹を意味する名前には、どのようなものがあるでしょうか?

虹といえば、近年では、レインボーフラッグをよく見かけるようになりました。
LGBTの社会運動を象徴する旗です。
一般的には、6色で構成されることが多いです。
もともとは、8色でしたが、この旗が生まれたのがアメリカで、アメリカやイギリスでは、虹は、赤、橙、黄、緑、青、紫の6色とされることが多いので、6色で落ち着くこととなったのでしょう。

日本では、虹は、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色とされます。

ところで、虹とはどういう意味のある漢字なのでしょうか?


総画:9画
音読み:コウ 訓読み:にじ

《意味》
1.にじ。雨上がりなどに、大気ちゅうにあらわれる七色をした半円の帯状の像。日光が大気ちゅうの水滴にあたって生じる自然現象。
2.橋のこと。
3.みだす。また、みだれる。△訌に当てた用法。

《解字》
会意兼形声。「虫(へび)+(音符)工(つらぬく)」。天空を貫く大蛇に見立てた呼び名。

(漢字源より抜粋)


虹は音読みでコウと読むことから、コという音をもらって、名付ける人もいます。
七虹(ななこ)、彩虹(あやこ)など。

虹が入る名前の有名人には、俳優の村上虹郎(むらかみ・にじろう)さんや、元体操選手の鶴見虹子(つるみ・こうこ)さんなど。

では、そのまま虹ではなく、虹を連想させるような名前にはどのようなものがあるでしょうか?

虹を連想する名前

虹霓

虹は虫(へび)と工(つらぬく)から成り立つ字であると言われるように、中国では、虹を蛇や竜に例えることがありました。
虹霓(こうげい)とは虹のこと。古くは竜の一種と考えて、虹を雄、霓を雌としました。

名前の例:竜・龍(りゅう)
*龍の書き順

Iris

英語のIris(アイリス)とは、アヤメ科の植物(アヤメ、カキツバタ、ハナショウブなど)のこと。
また、虹の女神。虹の女神Irisは、日本ではイリスと呼ばれることもあります。

名前の例:菖蒲(あやめ)、愛理(あいり)

なな

七色の虹から。

名前の例:那奈(なな)、七重(ななえ)、七緒(ななお)

いろあざやかな虹を連想する漢字


総画:11画
音読み:サイ 訓読み:いろどる
《名付け》
あや、いろ、たみ

意味はいろどること。
カラフルな虹から。

名前の例:彩(あや)、彩佳(あやか)、彩日(あやひ)、彩子(あやこ)、彩実(あやみ)、彩人(あやと)


総画:6画
音読み:コウ 訓読み:ひかる、ひかり
《名付け》
あき、あきら、あり、かぬ、かね、さかえ、てる、ひかり、ひかる、ひこ、ひろ、ひろし、みつ、みつる

意味はひかり。
そこから、美しい色、輝くばかりの美しさを意味する字。

名前の例:光(ひかる)、光璃(ひかり)、光紀(みつき)


総画:13画
音読み:ショウ 訓読み:てる
《名付け》
あき、あきら。あり、てらし、てらす、てり、てる、とし、のぶ、みつ

太陽が光を放つこと。そこから美しく光ること。

名前の例:照磨(しょうま)


総画:17画
音読み:サン

意味はあざやかに輝く。

名前の例:燦(さん)
*燦の書き方

参考:名前によく使われる色ってホントはどんな色?

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