春を含む言葉
はるごま【春駒】
1.春の野にいる馬。
2.春に生まれた若い馬。〈季語:春〉(広辞苑第五版より抜粋)
はるさめ【春雨】
1.春降る雨。特に若芽が出る頃、静かに降る細かい雨。〈季語:春〉
2.緑豆またはジャガイモ・サツマイモの澱粉から作った透明・綿状の食品。(広辞苑第五版より抜粋)
はるつげどり【春告げ鳥】
ウグイスの異称。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
はるな【春菜】
春に萌えでる菜。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
はるの【春野】
春の季節の野。
(広辞苑第五版より抜粋)
はるはやて【春疾風】
春の季節に特有の強風。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
はるひ【春日】
春の日。春の一日。
(全訳古語辞典第三版より抜粋)
かすがじんじゃ【春日神社】
奈良市春日野町にある元官幣大社。
今は春日大社と称す。(広辞苑第五版より抜粋)
こはる【小春】
陰暦10月の異称。〈季語:冬〉
(広辞苑第五版より抜粋)
とこはる【常春】
一年中、春のような気候であること。
(広辞苑第五版より抜粋)
はるのうみ【春の海】
春のおだやかでのどかな海。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
はるのつき【春の月】
春の、いくぶんぼんやりとして、ほのぼのとした風情の月。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
はなのはる【花の春】
1.花の咲く春。
2.新年の美称。(広辞苑第五版より抜粋)
こころのはる【心の春】
春のように陽気でのどかな心。
(広辞苑第五版より抜粋)
ちよのはる【千代の春】
千年までもと祝う初春。
(広辞苑第五版より抜粋)
みずのはる【水の春】
水がなまぬるく春らしくなること。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
わがよのはる【我が世の春】
時流に乗って、何でも思いのままにできる得意の時期。
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんぎょう【春暁】
春のあかつき。春の夜明け。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんこう【春光】
春の景色。春景。春色。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんしゅう【春愁】
春の季節の、なんとなくうれわしい気持ち。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんじゅう【春秋】
1.春と秋。
2.年月。
3.年齢。
4.歴史書。(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんじゅうにとむ【春秋に富む】
生い先が長いこと。将来性があること。
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんとう【春灯】
春の夜のともしび。はるともしび。
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんぱん【春帆】
春ののどかな海に浮んだ春の帆。
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんぷう【春風】
1.春に吹く風。はるかぜ。
2.恩恵・教化が大きく深いことのたとえ。(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんぷうたいとう【春風駘蕩】
春風がのどかに吹くさま。転じて、性格・態度がのんびりしているさま。
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんむ【春夢】
春の夜の夢。(人生のはかないさまのたとえに用いることも多い)
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんよう【春陽】
春の日光。春の時節。
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんらい【春雷】
春に鳴る雷。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんらん【春嵐】
1.春のもや。
2.春に吹くあらし。(広辞苑第五版より抜粋)
がしゅん【賀春】
新年を祝うこと。
(広辞苑第五版より抜粋)
けいしゅん【慶春】
新春をよろこぶこと。
(広辞苑第五版より抜粋)
せいしゅん【青春】
1.春。陽春。
2.年の若い時代。人生の春にたとえられる時期。(広辞苑第五版より抜粋)
ちょうしゅんか【長春花】
1.コウシンバラの漢名。
2.キンセンカの別称。(広辞苑第五版より抜粋)
ほうしゅん【芳春】
1.花のさかりの春。春をたたえていう語。〈季語:春〉
2.青春。(広辞苑第五版より抜粋)
ようしゅん【陽春】
陽気のみちみちた春。〈季語:春〉
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんかしゅうげつ【春花秋月】
春の花と秋の月。すなわち、自然の美観。
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんらんしゅうぎくともにはいすべからず【春蘭秋菊倶に廃すべきからず】
両者ともにすぐれたもので棄てがたいことをいう。
(広辞苑第五版より抜粋)
しゅんしょういっこくあたいせんきん【春宵一刻直千金】
花は盛りで月はおぼろな春の夜の一刻の情趣は、千金にもかえがたい価値がある。
(広辞苑第五版より抜粋)
など。
気候のよい春は、日本や中国では秋と並んで古来から好まれていました。
春を愛でる言葉は数多く存在します。