海外でも通じる? 国際的な日本人の名前 96個 【海外での印象】

エリサ

Elisa

この名前は、Elisabeth(Elizabeth)の愛称。
Elisabeth(Elizabeth)とはヘブライ語で神と誓い。

アメリカでは、1950年ころに、800番台から500番台に急上昇。その後は、300番台から500番台くらいを行ったり来たりするようになりました。
イングランド&ウェールズでは、2010年に初めて471位でランクイン。2011年にはランク外となりましたが、2012年からは300番台を維持しています。

□アメリカ
2004年 494位→→2017年 504位
□イングランド&ウェールズ
2011年 ランク外→→2017年 350位

一方フランスでは99位、ドイツでは41位にランクイン。

エミリ

Emily

漢字で書くと、英弥理でしょうか。

ローマの姓・Aemiliusに由来します。
Aemiliusは、ラテン語のaemulusから。
aemulusはライバルの意味。ここからEmilという名前が生まれ、さらにそれが転じて、Emilyになりました。ちなみにEmilは北欧でよくみられる男性の名前です。
Emilyは、英語圏で人気のある名前です。

□アメリカ
2010年 6位→→2017年 12位
□イングランド&ウェールズ
2010年 3位→→2017年 5位
□オーストラリア

2010年 8位→→2017年 14位
□ニュージーランド

2010年 9位→→2017年 10位
□カナダ
2010年 5位→→2017年 6位

エマ

Emma

漢字で書くと、瑛茉でしょうか。

ドイツ語に由来する名前で、全体を意味します。スケールの大きい名前です。
Emmaは、北米で大人気の名前です。

□アメリカ
2010年 3位→→2017年 1位
□イングランド&ウェールズ
2010年 48位→→2017年 52位
□オーストラリア
2010年 16位→→2017年 23位
□ニュージーランド
2010年 10位→→2017年 18位
□カナダ
2010年 3位→→2017年 2位
また、フランスで1位、イタリアで4位、ドイツで1位になるなど、欧州でも人気があります。

エリカ

Erica Erika

男性名であるEricの転と言われています。Ericは、北部のゲルマン語で、常に支配者だというような意味合い。
また、Ericaは花の名前でもあります。

●Ericaは、次第に人気が落ちているようです。
□アメリカ
1990年 36位→→2017年 829位
□イングランド&ウェールズ
2000年 297位→→2017年 405位

●Erikaも、次第に人気が落ちてきているようです。
イングランド&ウェールズの名前ランキングは500位までしかわかりませんが、500位に入るか入らないかという状況が続いている様子。
□アメリカ
1990年 74位→→2017年 757位
□イングランド&ウェールズ
2007年 500位→→2017年 442位

ハナ

Hannah

漢字で書くと、花や華でしょうか。

英語ではハアナ、ドイツ語ではハンナのように発音します。

ヘブライ語で、恩恵・恵みを意味します。
カナダを除く英語圏では、1990年代後半から2000年代前半にかけてブームが起き、今では少し落ち着きました。

□アメリカ
2000年 2位→→2017年 32位
□イングランド&ウェールズ
2000年 9位→→2017年 57位
□オーストラリア
2000年 10位→→2017年 28位
□ニュージーランド
2004年 5位→→2017年 37位
□カナダ
2010年 5位→→2017年 8位
一方、ドイツでは大人気で、2位にランクインしています。

アイリ

Irene Iris

漢字で書くと、愛理でしょうか。
やや強引ですが、アイリーンや、アイリスから。

●Ireneは英語ではアイリーン、フランス語ではイレーヌ、ドイツ語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語ではイレーネのように発音します。
ギリシア語で平和を意味します。
英語圏ではあまり人気のある名前ではありませんが、南欧ではそこそこ人気があります。

●Irisは英語圏ではアイリス、フランス語やドイツ語では、イーリスのように発音します。
意味は、虹の女神で、花のアヤメの意味もあります。
英米で人気が浮上している様子。
□アメリカ
2010年 315位→→2017年 149位
□イングランド&ウェールズ
2000年 167位→→2017年 81位
また、フランスでは、50位にランクインしています。

ジュリア/ユリア

Julia

漢字で書くと、樹理亜でしょうか。
英語ではジュリア、ドイツ語やロシア語ではユリアのように発音します。

ローマの姓ユリウスに由来し、ヒゲを意味するとか、ローマ神話におけるユピテル(ジュピター)を意味するとか諸説あります。

アメリカでは、人気が下降気味です。一時少しだけ盛り返し、2001年に27位まで上昇しましたが、その後は順位がどんどん下がっています。2017年の名前ランキングでは93位でした。
カナダでは、1990年から2000年代前半にかけて流行のピークを迎えましたが、現在は人気が下降気味。2017年の名前ランキングでは99位でした。

イングランド&ウェールズでは、2007年にランキングが156位から92位に急上昇。その後は微妙な変化を繰り返し、2017年のランキングでは91位でした。

□アメリカ
2001年 27位→→2017年 93位
□イングランド&ウェールズ
2007年 92位→→2017年 91位
□カナダ
2000年 13位→→2017年 99位

その一方で、ポーランドやオランダ、スペイン、スウェーデンなど欧州の一部の国では人気の名前。
ちなみに、2017年、フランスでは19位、ドイツでは36位にランクインしています。

ジュリ/ユリ

Julie

漢字で書くと、樹理でしょうか。

英語ではジュリ、ドイツ語やロシア語ではユリのように発音します。

ローマの姓ユリウスに由来し、ヒゲを意味するとか、ローマ神話におけるユピテル(ジュピター)を意味するとか諸説あります。

アメリカでは1960年から1970年にかけて人気のピークを迎え、その後は人気が低迷しています。2017年の名前ランキングでは、518位。

他の英語圏の国では、ランク外となっています。

□アメリカ
1970年 11位→→2017年 518位

ジュン

June

漢字で書くと、純でしょうか。

ローマの女神ジュノ(ユノ)から。6月の神様とも。ジューンブライドはジュノの加護を願ってのもの。

英語圏でこの名前がランキング入りしているのは、アメリカだけ。

1986年以降、1000番内にも入らない状態が続いていましたが、2008年に869位で久々にランキング入り。そこからじわじわと人気を伸ばし2017年のランキングでは244位まで上昇。
アメリカでは、一時廃れたものの、人気が復活しつつあるようです。

□アメリカ
1925年 39位
→→1986年 992位
→→(ランク外)
→→2008年 869位
→→2017年 244位

ケイト

Kate

漢字で書くと、恵都でしょうか。

Katherineの愛称です。

Katherineはギリシア語由来の名前と言われていますが、その語源ははっきりしません。hekaterosという女神からとも、aikia(拷問)からとも。

この名前のランキングは下がりつつあるようです。

□アメリカ
2004年 147位→→2017年 275位
□イングランド&ウェールズ
2004年 92位→→2017年 491位
□カナダ
2004年 65位→→2017年 100位内に入らず。

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