動物を名前に入れるのは良いのか?悪いのか?

干支とは、十干と十二支を組み合わせたもの。暦や方位、時間に用いられます。周期は60。

日本では、十二支に動物を当てることがあります。

このため、その十二支から生まれた年などに由来して、虎、兎、馬、羊などを名前に入れる人がいます。

名前に動物を入れるのは良いのでしょうか?悪いのでしょうか?

反対派の意見

・動物は人間より短命だ。

・動物は畜生ともいう。人間と比べて理性がない。人と動物の間で重大事故が起きることが多々ある。馬が人を蹴って、人が大怪我を負うなど。

・例えば名前に馬が入っていると、馬刺しを食べにくいんじゃないか。

・牛馬のごとくこき使うというように家畜として使われる動物がいる。人の名前に使うと、将来、社畜になりそうで憚られる。

賛成派の意見

・動物には、人間にはない能力があり(強い脚力など)、生命力があるから、元気に育ってほしいという願いが感じられる。

・歴史上の人物にも見られるが、古来から動物が名前に入る人は珍しくなく、その中には、立身出世する人もいて、特に問題だと思わない。


動物が入る名前についてどう思いますか?

“虎になる”といえばひどく酔っぱらうこと。“虎を野に放つ”といえば災いの元になる危険なものを野放しにすること。
その一方で、“虎は千里行って千里帰る”とは子を思う親の情愛が深いことを指す言葉。

このように動物にはさまざまな謂われがあります。

だからこそ動物に対して抱く気持ちはそれぞれのようです。

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