【名付け】 明治安田生命 2021年の名前ランキング発表! 昨年からの変化は?

明治安田生命の2021年の名前ランキングが発表となりました。

調査データ

調査対象:明治安田生命の個人保険・個人年金保険の既契約情報
(2021年9月時点)

調査数:個人保険・個人年金保険の保有契約のうち
2021年生まれの男の子8,637人、女の子8,501人

調査時期:2021年11月

参考:https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/index.html

この時期に発表されることからわかる通り、例年10月から12月に生まれた赤ちゃんの名前については調査の対象外となっています。

2021年の明治安田生命の男の子の名前ランキングで、1位の名前は“蓮”で46人でした。それに対して、男の子の読みランキングで1位の名前は“ハルト”で194人でした。これほどに開きがあることを考えると、2021年生まれの男の子だと、蓮という表記の子よりも表記はどうあれハルトと呼ばれる子の方が多いのではないでしょうか。

では、読み方のランキングで上位の名前というのはどのような名前なのでしょうか。

人気の読み方

男の子

読みランキング
順位 名前 人数 占有率 昨年度
1位 ハルト 194人 2.25% 1位
2位 ミナト 119人 1.38% 3位
3位 リク 107人 1.24% 10位
4位 ソラ 100人 1.16% 14位
5位 ソウタ 96人 1.11% 2位
6位 ハルキ 95人 1.10% 4位
7位 ユウト 94人 1.09% 9位
8位 アオト 92人 1.07% 7位
9位 ヒナタ 91人 1.05% 12位
カイト 17位

このランキングは2004年から発表されていますが、ハルトは2004年からずっと上位3位に入り続けています。2009年からはずっと1位です。

3位以内に入る名前では、リクが昨年の10位から3位に浮上しました。また、ミナトの順位が2位から3位に下がりました。

ソラヒナタカイトが10位以内に入るようになった一方で、昨年6位だったアオイが15位に、昨年7位であったイツキが16位に、昨年8位だったユイト12位にと少し順位がさがりました。

昨年と比べて順位が急上昇した名前に、ソラ(14位→4位)、ルイ(42位→32位)、マナト(圏外→37位)、ケイ(圏外→39位)、ソウ(圏外→44位)、セナ(圏外→47位)、コウ(圏外→47位)、トア(圏外→47位)など。

女の子

読みランキング
順位 名前 人数 占有率 昨年度
1位 メイ 135人 1.59% 2位
2位 ミオ 134人 1.58% 1位
3位 ツムギ 130人 1.53% 8位
4位 エマ 125人 1.47% 8位
5位 コハル 106人 1.25% 10位
6位 ハナ 99人 1.16% 6位
7位 イチカ 93人 1.09% 3位
8位 ヒマリ 92人 1.08% 12位
ホノカ 14位
10位 ユイ 91人 1.07% 4位

トップ3に入った名前では、昨年2位だったメイは1位に、昨年1位だったミオは2位に、昨年8位だったツムギは3位になりました。

人数がほぼ同じですし、メイとミオが人気の状態に変わりはないようです。

また、昨年12位だったヒマリは8位に、昨年14位だったホノカも8位に浮上しました。

一方で、昨年7位だったリコは21位に、昨年10位だったアオイは17位にと少し順位が下がりました。

昨年と比べて順位が急上昇した名前に、ユア(28位→17位)、カノン(圏外→23位)、ヒヨリ(48位→24位)、セナ(圏外→26位)、コトハ(48位→31位)、オト(圏外→35位)、ルカ(圏外→39位)、ユイカ(圏外→43位)、リンカ(圏外→43位)、オトハ(圏外→43位)、ユズハ(圏外→43位)など。

人気の響きにはどのような表記が用いられている?

読み方のランキングで3位に入る名前に限り、どのような表記が用いられているかも公表されています。

男の子

読み方のランキングで1位のハルトは194人いたといいますが、人気の表記は、陽翔(24人)、陽斗(18人)、晴翔(15人)、悠翔(10人)、遥翔(8人)・・・と表記が多様であるようですね。ハルに用いられる字は、陽・悠・晴・遥・春など。トに用いられる字は、人・斗・翔・音・都・大・仁・隼・飛など。

リストにある名前では、ハルに用いられる字では、陽が3割程度、晴が2割程度、悠と遥が1割程度。トに用いられる字では、翔が約3割、斗が約2割、人が1割以下となっています。

2位のミナトは119人いたといいますが、人気の表記は、(36人)、湊斗(21人)、湊翔(14人)・・・と湊の字が人気であることがわかります。2人未満については非公表ですが、リストにある名前では、必ず湊の文字が使われています。

3位のリクは107人いたといいますが、人気の表記は、(17人)、凌久(11人)、(6人)・・・と意外にもミナトに湊がよく用いられているのと違い、陸が多数派ではない様子。2文字に分ける表記が用いられることも少なくないようで、その表記は多様です。リに用いられる字は、凌・凛・涼・椋・吏・李・利・理・璃・琉・莉など。クに用いられる字は、久・空・来・來・玖・琥など。

女の子

読み方のランキングで1位のメイは、135人いたといいますが、人気の表記は、芽依(40人)、芽生(14人)、めい(10人)、芽衣芽郁(10人ずつ)・・・と芽依が圧倒的な人気のようです。芽郁は女優の永野芽郁の影響でしょうか。メには芽を使うことが主流で、リストにある名前では大体7割くらいはそうです。しかし、愛依(5人)、萌衣萌生明依(2人ずつ)と芽以外という例も存在する様子。イに用いられる字は、衣・依・以・結・愛・唯・音・泉・生など多様。

2位のミオは134人いたといいますが、人気の表記は、(39人)、美桜(18人)、未桜(10人)、美緒(9人)、実桜(8人)と・・・様々ですが、澪が人気のようです。ミに用いられる字は、美・実・碧・望・珠・澪など。オに用いられる字は、桜、緒、想、音、央など。

リストにある名前では、ミでは美が4割程度、オでは桜が3割程度と、2文字ならこの字が用いられることが特に多い様子。

3位のツムギは130人いたといいますが、人気の表記は、(48人)、紬希(27人)、紬生(10人)と・・・とにかく紬の文字を用いることが人気。リストにあるうち8割程度はそうです。しかし、紡生紡希(2人ずつ)と紡が用いられることもあるようです。

人気の表記は?

人気の表記はどのようなものでしょうか。

男の子

名前ランキング/表記
順位 名前 人数 占有率 昨年度
1位 46人 0.53% 2位
2位 陽翔 40人 0.46% 4位
3位 39人 0.45% 1位
7位
5位 31人 0.36% 2位
6位 朝陽 30人 0.35% 4位
7位 大和 29人 0.34% 9位
悠真 12位
9位 颯真 28人 0.32% 13位
10位 陽向 27人 0.31% 21位

読み方の例として、蓮(レン)、陽翔(アキト、ハルト)、蒼(アオ、アオイ、ソウ)、湊(ミナト、ソウ)、樹(ミキ、イツキ、タツキ)、朝陽(アサヒ)、大和(ヤマト、ヒロト)、悠真(ユウマ、ハルマ、ユウシン)、颯真(ソウマ)、陽向(ヒナタ)などが載っていました。

では、これらの音は読み方のランキングではどの辺りに来るのでしょうか。

名前 順位
ハルト 1位
ミナト 2位
ヒナタ 9位
ソウマ 13位
アオイ 15位
イツキ 16位
レン 17位
アサヒ 18位
ユウマ
アキト 20位
アオ 28位
ヒロト 40位
ソウ 44位
ヤマト 49位

ミキ、タツキ、ユウシン、ハルマに関しては50位以内に入っていませんでした。

読み方のランキングでも上位10位までに入る、ハルト、ミナト、ヒナタ辺りは比較的よくいそうですが、それ以外は意外とそうでもないかもしれません。最も地域差が大きいですが。

女の子

名前ランキング/表記
順位 名前 人数 占有率 昨年度
1位 49人 0.58% 8位
2位 陽葵 48人 0.56% 1位
3位 47人 0.55% 2位
4位 43人 0.51% 8位
5位 芽依 41人 0.48% 14位
6位 結愛 36人 0.42% 5位
7位 陽菜 29人 0.34% 13位
8位 28人 0.33% 22位
紬希 86位
10位 莉子 27人 0.32% 6位
18位

読み方の例として、紬(ツムギ)、陽葵(ハルキ、ヒナタ、ヒマリ)、凛(リン)、澪(ミオ、レイ)、芽依(メイ)、結愛(ユア、ユイ、ユナ、ユメ)、陽菜(ハルナ、ヒナ、アキナ)、杏(アン)、紬希(ツムギ)、莉子(リコ)、花(ハナ)などが載っていました。

では、これらの音は読み方のランキングではどの辺りに来るのでしょうか。

名前 順位
メイ 1位
ミオ 2位
ツムギ 3位
ハナ 6位
ヒマリ 8位
ユイ 10位
ヒナ 11位
リン 13位
ユア 17位
ユナ 19位
ヒナタ 20位
リコ 21位

女の子の読み方のランキングには、50位までにハルキ、レイ、ユメ、アキナ、アンは入っていませんでした。

読み方のランキングでも上位10位までに入る、メイ、ミオ、ツムギ、ハナ、ヒマリ、ユイ辺りは比較的よくいそうですが、それ以外は意外とそうでもないかもしれません。もっとも地域差が大きいですが。

まとめ

国際化が進んでいる今、女の子の読み方のランキングでは、欧米でも発音しやすいであろうエマやハナが上位に来る一方で、ツムギやコハルなど和風の名前も目立ちます。海外で発音しやすいというよりも、和のイメージを大事にしているのかもしれませんね。

男の子の名前では依然としてトで終わる名前が人気。オ段で終わる名前は落ち着きを感じるのかもしれません。

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