海月の意味はクラゲじゃない?

SNS上で、海月という名前について、クラゲと揶揄している意見を見かけました。

海月の意味はクラゲなのでしょうか?

調べてみました。

かいげつ【海月】

1.海上の空に澄んでいる月。
2.海面に浮かんだ月影。
3.クラゲの別称。

(広辞苑第五版より抜粋)

海月は、

海上の空に澄む月→海面に浮かんだ月影→クラゲのようだ→クラゲ

という経路でクラゲを意味するようになったようです。

もともとの意味は海上の空に澄む月。

決して悪い意味ではありません。

一方で、人の名前というのはユカで床、チカで地下を連想する人がいるなど、同音異義語があることはそれほど珍しいことではありません。

クラゲというのは別に悪い言葉ではありませんし、揶揄するほどでもないのではないでしょうか。

しかし、海月と書いてなんと読むのでしょう?

ミツキやミヅキなら少し読みにくいです。海をミと読むのは、鳴海(ナルウミ→ナルミ)のように、おそらく音便により、ウが欠落したものと考えられます。それを前に持ってきてミというのはなかなか思いつきません。

しかし、そのままカイゲツと読むのならどこか雅号のように聞こえます。

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