名前に のの / ノノ の響きは良くない?

名前に“のの”という音を入れることについてどう思いますか?

これについては様々な意見があるようです。

否定派の意見

・なかなかいい漢字がない
人名に使えるノと読める字は数が多くありません。乃、之、野くらいでしょうか。
乃は接続詞として使われる字で名前に入れたいと思うほどにいい意味がありません。
之はゆく、また、指示語でこれを意味する字。
野は良く言えば自然体、悪く言えば洗練されていないことを意味する字で、野が付く苗字が多いことから、苗字との境がわかりにくいという意見もあります。

・ローマ字表記が間抜け
国際化の時代なので、ローマ字表記を気にする人もいるようです。Nonoという表記に間抜けな印象を受けるという人も。

・おこがましい感じがする
国語辞典にはこのようにのっています。

のの

(幼児語)神仏・日月など、すべて尊敬するものの称。

(広辞苑より抜粋)

ののさま

1.(幼児語)神仏・日月など、すべて尊敬するものの称。ののさん。のんのさま。
2.愚かで子供ような人をあざけっていう語。

(広辞苑より抜粋)

熱心な宗教家でなくとも、特に仏教系の幼稚園や保育園などの施設では“ののさま”という言葉が当たり前に出てくるので、この言葉はそれなりに有名で、ノノという響きを名前に入れることに違和感を抱く人が少なからずいるようです。

肯定派の意見

・今はナチュラルな印象の名前が流行っているので今の時代に合っている。
ハナやイトなど和風な名前が今人気です。その中にいえれば違和感がないかもしれません。
野々花などと漢字を当てるようです。

・響きがかわいらしい。
人名には間抜けという人もいますが、ノノの響きがかわいらしいと思う人もいます。

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