お笑いコンビのミキが人気です。
このお笑いコンビは、実の兄弟である、兄の三木昴生(みき・こうせい)さんと、弟の三木亜生(みき・あせい)さんの2人で構成されています。
この2人は、日本人なのか?在日〇〇人ではないか?と疑問視されています。
もっとも仮に日本人でないのなら何が問題なのかという話でもありますが。
ではなぜそのように言われているのでしょうか。
それは、名前の字です。
昴生さんの、昴という字を名前に使えるようになったのは、1990年なんですね。戦後の1948年頃に法改正されて、昴の字を日本人の名前(本名の下の名前)に使えなくなってしまったのです。それが、1990年に人名に使えるようになりました。
関ジャニ∞の元ボーカリストである渋谷すばる(しぶたに・すばる)さんの名前がひらがななのは、生まれたときに昴の字を名前に使うことができなかったからであるといわれています。渋谷すばるさんは1981年生まれなので、確かにこの当時は名前に使うことができませんでした。
では、ミキの昴生さんはどうでしょうか。
昴生さんは、1986年生まれです。
これについて昴生さんは気になるツイートをしているのです。
昴生は当て字なので役所とかに通らない時があるんです!
昂生やったら通るので両方使ってるんです!
親からもらった大事な名前なんで大事にしてます!!
昂生でも間違えではないということです!!— ミキ 昴生 兄 (@mikikouseiani) March 12, 2017
一般的な漢和辞典に載っている、昴の音読みはボウ・ミョウ、昂の音読みはコウ・ゴウ。
昴生を音読みするとボウセイになってしまいます。
でも、だからといって役所で通らないということはないと思います。
近年、陽葵でヒマリと読む名前が流行していることについて賛否両論ありますし、この字でヒマリと読むことは無理があると思います。でも、日本には名前に使用される漢字の読み方を規制する法律はありません。このため、どのように無茶苦茶な読ませ方であっても役所は拒否できないのです。個人の裁量で、出生届を受け付けないとなると問題になってしまいますから。
もしかして昴生さんの戸籍上の名前は昂生ではないでしょうか。昂の字は1981年に人名用漢字になりました。それならば、役所が昂生でしか受け付けない理由もわかります。
そして、こうせいさんの両親としては昴の字を使いたかったから、昴生の字を通称としているとか。
もちろん、世の中には改名するなど、さまざまな事情を持つ人がいるので、正解はわかりません。