繭(まゆ)とは、さなぎを保護するもの。特にカイコガの幼虫の蚕(かいこ)の繭のこと。
蚕はもともとは飼い蚕(かいこ)と書いたと言います。
↓蚕
成長の早い一部の蚕が繭を作り始めました。
この1~2日は蚕と繭の両方が見られるチャンスです。
蚕が繭を作るところを「まぶし」といいます。
民家園では「わら」と「紙箱」の2種類のまぶしを用意。
それぞれどんな繭ができるでしょうか…(次回につづく!)
(e.s)#日本民家園 #蚕 pic.twitter.com/zx60xALR08— 川崎市立日本民家園 (@KNihonminkaen) September 11, 2018
蚕は桑の葉などを食べ、絹糸をはいて繭をつくります。
↓カイコガがSNS上で話題になったことも。
カイコガ。
成虫になると餌を食べない。
野生下では生きられないらしくて寿命は
10日前後。それにしても可愛いな〜😊 pic.twitter.com/kojU1UKXYn— yoshiya (@pchan_yoshiya) May 5, 2017
繭の字を名前に入れることについて、どうしても虫の字が入るのが嫌、蚕を連想してしまうから嫌という人がいます。
繭という漢字の成り立ちについてもそのまま虫の糸が垂れてくる“まゆ”を意味するといわれています。
また、繭の字が書き辛いと感じる人も。18画となかなか画数の多い字ですしね。
ちなみに、繭の書き順はこちら⇒漢字の正しい書き順漢字の正しい書き順
しかし、絹(きぬ/シルク)は世界各国で、古来から高級品として珍重にされてきました。また、それ以外にも化粧品などさまざまな用途に使えるのではないかと研究が進んでいます。
参考:純国産シルク配合☆オールインワン保湿ゲル
繭は絹となることから、絹のように人々から愛されるようにという気持ちで名付ける人もいるようです。