ベートーヴェンが可哀想すぎる曲・・・

ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770年12月16日?~1827年3月26日)が作曲した『ロンド・ア・カプリッチョ』(Op.129)という曲があります。

ト長調で急速に始まる曲です。

ベートーヴェンは今でいうドイツ出身なので、正式名称はドイツ語で、『Alla Ingharese quasi un Capriccio』と自筆譜に書かれていたそう。

日本語でいうと、『奇想曲的なハンガリー風のロンド』というとてもシンプルなタイトルです。ちなみに、ちょっと短縮した『ロンド・ア・カプリッチョ』は、『奇想風曲のロンド』の意味です。

この作品は、ベートーヴェンが25歳の頃に書いた曲ではないかと言われています。

しかし、長らく発表されることはなく、ベートーヴェンの死後に発表されました。

ベートーヴェンは副題を付けなかったのですが、おそらくこの曲を発表した人物により、勝手に副題が付けられてしまいました。

『失われた小銭への怒り』

と言います。あまりにもインパクトが強いタイトルなので、これが有名になってしまいました。

私はこの曲を聴いたとき、楽しそうなイメージを抱きましたが、この曲を発見した人物は怒りを感じたのでしょうか?

この曲をどう思いますか?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする