日本の境目に行く。糸魚川―静岡構造線 プレートのはざま

日本は4つのプレートの境界付近にある国として有名です。

境目だから不安定で火山活動は盛んだし、地震は起きるしで、さまざまな自然災害との闘いを余儀なくされる環境です。

プレートには大陸プレートと海洋プレートがありますが、

大陸プレートと海洋プレートを比べたとき、海洋プレートの方がずっと密度が高いために
この2つがぶつかりあうと、大陸プレートの下に海洋プレートが潜り込む形になります。

こんな感じの・・・ 大陸プレート→/____←海洋プレート

日本では、

大陸プレートの北米プレートとユーラシアプレートがぶつかりあい、
海洋プレートの太平洋プレートとフィリピン海プレートがその下にもぐりこんでいます。

フィリピン海プレートは主にユーラシアプレート(一部北米プレート)の下にもぐりこみ、
太平洋プレートは北米プレートとフィリピン海プレートの下にもぐりこんでいます。
関東の地下は北米プレートの下にフィリピン海プレート、さらに下に太平洋プレートがもぐりこむという複雑な構造をしています。

ところで、大陸プレートと、海洋プレートの境は深海にあって普通は見えません。

そして、日本の大陸プレート同士のユーラシアプレートと北米プレートの境はまだはっきりとはわからないそうです。
現状としては衝突している状態の大陸プレート同士ですが、その上には堆積物が載っています。

けれども、新潟県糸魚川市から長野県諏訪市、山梨県早川町を経て静岡に達する糸魚川―静岡構造線は、境界線なのではないか?と言われています。
国指定天然記念物となりました。
早川市

早川渓谷と言われる地帯で、場所は山梨県南巨摩郡早川町新倉字明川2913-1
日本で最も人口が少ない町、早川町。
六郷ICから車で40分ほどの山深いところにあります。

ただ、画像で見る分には、ただの崖にしか見えない・・・。

しかし、境と言われる場所は他にも・・・。



↑大崩海岸。じゃらんnetより。

山梨県北杜市武川町黒沢にあるフォッサマグナ。長坂ICからおよそ30分の距離。
↓この辺り。訪れた方の感想は⇒フォッサマグナ

静岡県焼津市小浜大崩海岸。静岡ICから車でおよそ15分の距離。
訪れた方の感想は⇒枕状溶岩

一方、新潟県の糸魚川市の全体が、糸魚川ユネスコ世界ジオパークというジオパークに認定されています。
糸魚川ユネスコ世界ジオパーク

24のエリアがあり、その中に、姫川・糸魚川―静岡構造線とフォッサマグナに関係するジオサイトがあります。
フォッサマグナパークは、糸魚川-静岡構造線を人工的に露出させた断層見学公園です。
24のジオサイト

フォッサマグナパークの場所は、新潟県糸魚川市根小屋2484-1で、
JR根知(ねち)駅から歩いておよそ10分ほどのところにあります。
⇒乗り換え案内NAVITIME

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