小倉優子さんが5月26日に再婚した記念に写真を撮ったことをインスタグラムで報告しました。
とても似合う!めっちゃ綺麗という意見がある一方で、
二回目で白のドレスを着るなんて・・・なんていう批判があるみたいです。
そもそも、交際半年でのスピード再婚であんまりよく思わない方が少なからずいたようです。
2017年の春頃(?)に離婚
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2018年の6月頃(?)に交際スタート
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2018年12月25日に再婚。
2人の男の子がいることもあって、もっと慎重になったら・・・なんて余計なお世話ではあるのですが、心配する声がありました。
再婚で白いドレスはダメなのでしょうか。
ちょっと調べてみました。
ドレスは洋装なので本場は西洋。
ウェディングドレスに白を選ぶことが当たり前になったのは、イギリスのヴィクトリア女王が着用して、富裕層がこぞって真似をしたからと言われています。
それまでもウェディングドレスに白を選ぶことはないわけではなかったのですが、大ブレイクしたきっかけは英国のヴィクトリア女王だったようです。
これは19世紀のことなので、比較的近世に入ってから。
その色に意味はあったのか、なかったのか。どうなのでしょうね。
それまでのウェディングドレスは青だったり赤だったりで濃い色が多かったようですが、そこに意味は載っていたのでしょうか?
白色のウェディングドレスに政治的な意味合いはあったのかもしれません。英国ではレースが有名なんですよ!とか。
よく考えれば、聖母マリアの色で(赤=慈愛、青=海星、白=百合など。そういえば「マリア様のこころ それはサファイア」なんていう歌もありましたね。)、
日本では「純潔」の証なんて言う人がいますし、西洋でもそんな風にとらえる人がいるようです。
しかし、現代社会では、別にこだわっていないように思います。
メーガン妃は再婚ですし、
カミラ夫人も結婚式での服装は白っぽい。いわゆるウェディングドレスというよりも、アフタヌーンドレスのようですが。
As Prince Charles & Camilla celebrate their 9th wedding anniversary we remember their wedding: http://t.co/nZD3k5DvPr pic.twitter.com/WgoK6OAuzb
— HELLO! (@hellomag) 2014年4月9日
シャルロット・カシラギさんも再婚。
本場西洋の王侯貴族でさえこうなのに(シャルロット・カシラギさんは公女の娘で称号がないようですが)、日本の一般人(皇族や旧華族などではないという意味で)が気にする必要性あるの?って思ってしまいます。
そもそも結婚するのに「純潔」ってそんなに重要なのでしょうか。
昔の人は再婚することがよくありました。
平和ではなかった時代、戦禍により亡くなってしまうことは当然ありました。
欧州の王侯貴族はどこの国も大抵、日本でいう武家ですから、身分の高い人が戦争に行くことも珍しいことではありませんでした。
また、現代では考えられない恐ろしい伝染病が流行ったり、解明されていない病気が今以上に多かったりして、病死してしまうことも珍しくはありませんでした。
しかし、女性の地位が低かった時代に、夫と死別して生きていくのは難しいことでした。だから、昔の女性は再婚をすることがよくありました。
名家であれば一族の思いをのせた、政略結婚のような節もあったでしょう。
離別と死別は違うとか時代が違うなどと怒られそうですが、
でも意味を勝手に見出して考えすぎなんじゃないかと思うんですよね。
そういえば、結婚式のときに歩く道を「ヴァージンロード」なんて言いますが、これは和製英語なので、英語圏では大抵通じません。
英語では単に「通路」とか、特別に「ウェディングロード」なんていうくらいなものです。
仮に日本の神社の参道をヴァージンロードって外国人が呼び始めたらどこか気持ち悪い感じがするのですが・・・。
キリスト教の宗派の中には、離別による再婚を認めない、あるいはそもそも離婚を認めないケースがあるので「純潔」という意味からどこかの誰かが付けたものなのでしょうけど、死別による再婚は大抵認めているので、この命名はどうでしょうね?
脱線しましたが、私は着たいものを着たらいいじゃないかと思います。
芸能人なのでウェディングドレス良いね!きれいね!着たいね!ってなったら、経済にも貢献するのではないでしょうか?
芸能人(モデル)として十二分に仕事をこなしているとも言えます。
ウェディングドレスといえば白という共通認識はそれほど昔からあるものでもありませんし、とやかく言うことでもないように思えてなりません。