藍という字は名付けに良い字なのでしょうか?それとも良くない字なのでしょうか?
様々な意見があるようなので調べてみました。
そもそも藍とはどのような意味のある字なのでしょうか。
藍
総画:18画
音読み:ラン 訓読み:あい《意味》
1.あい。草の名。
2.藍草からとったあざやかな青色。《解字》
形声。「艸+(音符)監」(漢字源より抜粋)
この字は、藍(あい)というタデ科の一年草を表す字。別名は蓼藍(たであい)。
旧仮名遣いでは“あゐ(アヰ)”と書きました。
東南アジア原産で、飛鳥時代に中国から輸入したと言われています。
江戸時代には四国を中心として栽培されるようになりました。
平成24年度のデータでは、日本一の藍の生産地は徳島県です。
藍の字は、監が入るのが何だか気になりますが、あくまで音を表し、深い意味はないようです。
『青は藍より出でて藍より青し』または『出藍の誉れ』とは、もともと、青の染料は藍の葉から取っていましたが、もとの藍よりも青く美しくなることから、親や師匠より優れることを意味します。この場合、藍が親(師匠)で、青が子(弟子)。この由来で名前に使う場合には、藍ではなくて青の方でしょうか?
ちなみに、藍色とはこのような色⇒★★★★★
[女の子の名前に使う場合]
・藍という字は見た目が四角張っていて可愛くない。
・藍色は好みがわかれそうな色。個人差はもちろんあるが、女の子が好きな代表的な色といえば桃色や水色。
[藍染について]
・歴史上、渋染一揆というものがあった。
*ただし、藍染が人を辱める服装であったのかどうかについては議論されている。
・独特な臭いがする。
・藍の花は秋の頃に花を咲かせるが、小さな花が可愛らしい。
・藍色は大変に美しい。
[女の子の名前に使う場合]
・いかにも女の子という甘ったるい印象がなく、キリリとしてカッコいい。
窓から見える藍畑‥花が咲いてる**彼岸花の白が1本咲いてる** pic.twitter.com/cgN3wc74hx
— 梅阪尚美 (@naomi_ume) September 27, 2016
藍という字の印象は女性的な印象というよりはこざっぱりとした印象があるようです。