ハイジってどういう意味のある名前?

『アルプスの少女ハイジ』は、1970年代にフジテレビ系列で放送されたアニメ作品。

原作はスイスの作家ヨハンナ・シュピリ(Johanna Spyri)による『ハイジ(Heidi)』。

随分と古い作品ですが、今でもCMの影響で知っている方が多いのではないでしょうか。

ところで、ハイジとはどういう意味のある名前なのでしょう?

ハイジ(Heidi)は愛称で、本名はアーデルハイド(Adelheid)というそう。
最後をとって、ハイジなのでしょうね。
アーデルハイドとはゲルマン語に由来し、高貴さと種類を組み合わせた名前。

アーデルハイドという名前はドイツ語圏やオランダ語圏の名前ですが、現代ではなかなか名付けられなくなってしまったようです。
ハイジの故郷であるスイスといえば、公用語が、ドイツ語、フランス語、イタリア語、レト・ロマン語の4つもあることで有名ですよね。
およそ6割の人がドイツ語を使うそうで、原作もドイツ語で書かれています。

しかし、『ハイジ』が1930年代にアメリカで実写映画化されたことにより、英語圏でもこのハイジという名前が付けられるようになったとか。
ハイジという名前は2018年に発表されたイギリス/ウェールズの名前ランキングで86位になりました。

参考:https://www.behindthename.com/

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