【名付け】穹という字は名前に良い字?良くない字?

穹という字が人名に使えるようになったのは2009年(平成21年)のこと。

ただし、人名に使える漢字に制限が設けられるようになったのは、戦後の1940年代後半のこと。それより前は、名前に使うことのできる字に制限がなかったので、制限がなかった時代から存在する苗字や名前に穹の字が入る人がいるかもしれません。

ところで、穹という字には、どのような意味があるのでしょうか。


総画:8画
音読み:キュウ、ク

《意味》
1.弓型に広く張ったテント。
2.広く張った大地をおおう大空。
3.広く張って大きい。アーチ形をしたさま。また、アーチ形のもの。

(漢字源より抜粋)


総画:8画
音読み:キュウ、ク
訓読み:あな、おお(きい)、おおぞら、たか(い)、ふか(い)

《意味》
穴。
大きい。高い。
そら。大空。天。
深い。奥深い。きわまる。
弓形。ドーム形。アーチ形。

参考:https://kanji.jitenon.jp/kanjil/5613.html?getdata=7a79&search=contain&how=%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6

穹を使った熟語に、穹蒼、蒼穹、天穹など。どれも空を意味する言葉です。

穹はもともと穴と弓を組み合わせた字であると言われていて、弓なりに張ったという意味合いがあります。

こうしたことから、弓なりに広がったところ、空を連想する字です。

穹窿など、アーチ状の建物を意味することもあります。

穹と空は似ているような字です。空は、何もないところを意味する字なので、穹とは印象が異なります。

ただ、この字は名前に使いにくいという声もあります。

常用漢字ではなく、人名用漢字に追加されたのは2009年のこと。日常生活でこの字を目にすることはほぼなく、見慣れないとか馴染みがないとか、そのような印象を抱く人が少なくないかもしれません。

穹という字の音読みはキュウ、ク。訓読みについて、ソラを挙げている辞書もあります。

しかし、読める人はどれくらいいるでしょうか。意味は悪くありませんが、知名度が問題の字です。


近年、ソラという名前が男の子に第人気。

明治安田生命では、2004年以降、漢字表記を考慮せず、読み方のみを考慮したランキングを50位まで発表するようになりました。

男の子の名前ランキングで、ソラの響きが入った年とその順位

ソラ
2004年 19位
2005年 16位
2006年 14位
2007年 14位
2008年 12位
2009年 6
2010年 15位
2011年 13位
2012年 9
2013年 5
2014年 16位
2015年 22位
2016年 32位
2017年 22位
2018年 18位
2019年 29位
2020年 14位

女の子の名前ランキングで、ソラの響きが入った年とその順位

ソラ
2007年 39位

今後も、ソラ人気が続くなら、穹という字は人気が出るかもしれませんね。

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