日本からはるか12,000km、アジアと欧州の境にあるアゼルバイジャン共和国。
1990年代にソ連から独立して共和国に移行しました。
首都はバクー。公用語はアゼルバイジャン語(ただしその時代背景からロシア語が使用されることも少なくない様子)。
日本との時差はマイナス5時間。通貨はマナト。
首都バクーはカスピ海に面していて、他方ロシア連邦やジョージア(日本ではかつてグルジアと呼ばれていました)などさまざまな国と接しています。
そして国民の94%はイスラム教徒という調査もあるほど(6%はキリスト教徒や無宗教の人など)、イスラム教徒が多数派の国です。
近年は、第二のドバイともいわれるほどめざましい発展を遂げています。
そんなアゼルバイジャンへの旅行について調べてみました。
Contents
治安は良い?悪い?
アゼルバイジャン共和国の治安は、良いとは言えないようです。
隣国のアルバニアとの紛争が続いているため、国境付近の南東部ナゴルノ・カラバフ地域については、日本の外務省から渡航中止勧告が出されています。
しかし、それ以外の地域については首都バクーを含めて“十分に注意してください”という指示が出ているのみで、渡航についての制限はありません。
最新情報についてはこちらを確認してください。⇒外務省 海外安全情報
日本からの行き方は?
飛行機に関して、現状で日本からの直行便はありません。
首都バクーにあるヘイダル・アリエフ国際空港に行くためには、ドーハ国際空港やドバイ国際空港などを乗り継ぐ必要があります。
ちなみに、ヘイダル・アリエフというのは、かつてのアゼルバイジャンの大統領の名前です。
乗り換え案内⇒トラベルコ
周遊ツアーなら
↑フレイムタワー
海外旅行というと、食事も移動も何もかもがハードル高め。
公共交通機関の利用もタクシーを呼ぶのもレストラン探しも食事の注文も一苦労。
サクッと周遊ツアーに行きたいなら、コーカサス3か国を巡る周遊ツアーが企画されています。食事付きなので安心。
アゼルバイジャン・アルメニア・ジョージアの3か国を周ります。
※入場は入場観光で、下車は下車・外観観光を示します。
◇11日間で3か国を周るツアー
アゼルバイジャンでは、バクーの旧市街、ゴブスタン遺跡、拝火教寺院を訪れます。
バクーの旧市街地とゴブスタン遺跡は、ユネスコの世界遺産に登録されました。ゴブスタン遺跡に描かれた岩絵は2000以上前のものと考えられています。
アゼルバイジャンと言えば火の国。アゼルバイジャンの国名はゾロアスター教(拝火教)と縁があるという説も。拝火教寺院では炎が祀られています。
詳細はこちら⇒アゼルバジャン・アルメニア・ジョージアを訪れる 11日の旅
・城塞都市バクー旧市街観光
→→シルバン・シャフ・ハーンの宮殿(入場)、シルクロードの隊商も通ったシェマハ門(下車)、乙女の望楼(下車)
・ゴブスタン遺跡(入場)
・拝火教寺院(入場)
〇アルメニア
・天候に恵まれればノアの方舟伝説が残るアララト山が望めるホルビラップ修道院(入場)
・エチミアジン大聖堂(入場)、聖リプシマ教会(下車)、ツベルトノツ大聖堂跡(下車)
・ガルニ神殿(入場)、ゲガルド修道院(入場)、カスケード展望台(下車)
・ハフバット修道院(入場)
〇ジョージア
・グルジア正教会の総本山シオニ大聖堂(入場)、メテヒ教会(入場)
・アナヌリ教会(下車)
・ナリカラ要塞(下車)、大浴場(下車)、ユダヤ教に関係するシナゴーグ(入場)
・ロシア国境に位置するカズベキ村、サメバ教会(下車)
・古都ムツヘタ観光とワイナリー訪問
→→スベッティ・ツホベリ教会(入場)、シュバリ聖堂(下車)
◇8日間で3か国を周るツアー
アゼルバイジャンでは、バクーの旧市街、フレイムタワー、ゴブスタン遺跡、シェキの街を訪れます。
フレイムタワーは首都バクーのシンボル的存在。フレイム(flame)とは炎。アゼルバイジャンはゾロアスター教(拝火教)と関係が深いと言われているところから炎をモチーフにしたタワーです。
バクーの旧市街地とゴブスタン遺跡は、ユネスコの世界遺産に登録されました。ゴブスタン遺跡に描かれた岩絵は2000以上前のものと考えられています。
また、2700年の歴史を誇るというシェキ(シャキ/Şəki)の街はシェキ・ハーン宮殿や、キャラバンサライ(古代からある隊商宿)が有名です。
詳細はこちら⇒●添乗員同行●コーカサス3ヵ国周遊8日間
・城塞都市バクー旧市街観光
→→シルヴァンシャー宮殿(入場)、シルクロードの隊商も通ったシェマハ門(下車)、乙女の望楼(下車)、フレイムタワー(下車)
・ゴブスタン遺跡(入場)、ゴブスタン博物館(入場)
・シェキ観光(バクーから300kmほど離れた街)
→→シェキ・ハーン宮殿(入場)、キャンラバンサライ(下車)
〇アルメニア
・天候に恵まれればノアの方舟伝説が残るアララト山が望めるホルヴィラップ修道院(入場)
・カスケード(下車)、共和国広場(下車)、リプシメ教会(下車)、スヴァルツトノツ遺跡(下車)
・エチミアジン大聖堂(入場)、ガルニ神殿(入場)、ゲガルド洞窟修道院(入場)
・フォークロアディナー(民族舞踏ショー)
・ハフパト修道院(入場)
・セヴァン修道院(下車)
〇ジョージア
・シグナギ散策(下車)、ワイナリー訪問
・グルジア正教会の総本山シオニ大聖堂(下車)、メテヒ教会(入場)
・ナニカラ要塞(下車)
・アナヌリ教会(下車)、
・古都ムツヘタ観光
→→ジュヴァリ教会(入場)、ヴェティ・ツホヴェリ大聖堂(入場)
・ロシア国境に位置するカズベキ村、サメバ教会(下車)
◇9日間で3か国を周るツアー
アゼルバイジャンでは、バクーの旧市街、ゴブスタン遺跡、シェキの街を訪れます。
バクーの旧市街地とゴブスタン遺跡は、ユネスコの世界遺産に登録されました。ゴブスタン遺跡に描かれた岩絵は2000以上前のものと考えられています。
また、2700年の歴史を誇るというシェキ(シャキ/Şəki)の街はシェキ・ハーン宮殿や、キャラバンサライ(古代からある隊商宿)が有名です。
詳細はこちら⇒【5月~10月出発限定】 コーカサス3ヶ国周遊9日間
〇バクー
・城塞都市バクー旧市街観光
→→シルヴァンシャー宮殿(入場)、シルクロードの隊商も通ったシェマハ門(下車)、乙女の望楼(下車)
・ゴブスタン遺跡(下車)
・シェキ観光(バクーから300kmほど離れた街)
→→シェキ・ハーン宮殿(下車)、キャンラバンサライ(下車)、バザール(下車)
〇アルメニア
・天候に恵まれればノアの方舟伝説が残るアララト山が望めるホルヴィラップ修道院(入場)
・エチミアジン大聖堂(下車)、リプシメ教会(下車)、ズヴァルトノツ大聖堂跡(下車)
・ガルニ神殿(下車)、ゲガルド洞窟修道院(入場)
・ハフパト修道院(入場)
・セヴァン修道院(下車)
〇ジョージア
・シグナギ散策(下車)
・グルジア正教会の総本山シオニ大聖堂(下車)、メテヒ教会(下車)
・ナニカラ要塞(下車)、ユダヤ教に関係するシナゴーグ(下車)
・古都ムツヘタ観光
→→スヴェティツホヴェリ大聖堂(入場)、十字架峠
・ロシア国境に位置するカズベキ村、サメバ教会(下車)
現地ツアーなら
もっとフレキシブルな現地でのツアーを探してみました。
ユネスコ世界遺産に認定されたゴブスタン遺跡と泥火山へ
時間:約4時間
ホテル送迎:あり
・ゴブスタン遺跡
・泥火山
ゴブスタン遺跡とは、今からおおよそ2000年前から5000年前頃の遺跡。その当時のものと思われる彫刻が残り、当時の生活に思いを馳せることができます。
この遺跡はユネスコの世界遺産に登録され、アゼルバイジャンでは有名な観光地の一つとなっています。
首都バクーからおよそ60kmの距離にあり、なかなか公共交通機関では行きにくい場所です。
さらに泥火山にも訪れます。
ツアー詳細はこちら⇒ゴブスタンツアー
言語については英語、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、アラビア語、中国語、日本語、トルコ語から選べるとあります。
⇒我が社について
旅行会社の口コミ⇒トリップアドバイザー
アゼルバイジャンの遺跡を巡る
時間:約10時間
ホテル送迎:あり
主な行き先:
・ゴブスタン遺跡
・拝火教寺院
・泥火山
・ガラ博物館
・Yanardagh
ゴブスタン遺跡は、ユネスコの世界遺産に登録された遺跡。
アブシェロン半島にある拝火教寺院は、炎の寺と言われていて、炎が祀られています。
泥火山とは、粘土がガスや地下水とともに噴出した独特な光景のことで、世界各地で見られますが、アゼルバイジャンの泥火山は特に有名です。
アブシェロン半島にあるガラ(Gala)村は、およそ5000年の歴史があります。野外博物館や、3つの浴場、住居、採石場、霊廟、塚、城などを見ることができます。
Yanardaghとはファイヤーマウンテンのこと。「永遠の炎」がみられます。
ツアー詳細はこちら⇒バクー1日ツアー
言語については英語、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、アラビア語、中国語、日本語、トルコ語から選べるとあります。
⇒我が社について
旅行会社の口コミ⇒トリップアドバイザー
2700年の歴史を誇るというシェキの街へ
シェキ(シャキ/Şəki)の街には2700年前の居住跡があることで有名です。そしてその長い歴史の中で、支配者が入れ替わり立ち替わり、ときには独立し、今に至ります。
所要時間:約13時間
ホテル送迎:あり
主な行先:
・シャマキ・ジュマモスク
・シェキ・ハーン宮殿
・キャラバンサライ(古代からある隊商宿)
・歴史博物館
・アルメニア教会
ツアーの詳細はこちら⇒シェキツアー
言語については英語、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、アラビア語、中国語、日本語、トルコ語から選べるとあります
⇒我が社について
旅行会社の口コミ⇒トリップアドバイザー
かつての王都シャマキへ
シャマキはかつて存在した王国の首都。中世にはシルクロードにおける重要な拠点として役割を果たしました。しかし何度も大地震に遭い、多くの建物が失われてしまいました。シンボル的存在であるジュマモスクも何度かの再建を経て今に至ります。
時間:約9時間
ホテル送迎:あり
主な行き先
・マラザ(Maraza)村
・シス(Sis)村、シャマキ宮殿
・ジュマモスク
・サイレントレイク(Sakit Gol)
・天体観測所
ツアーの詳細はこちら⇒シャマキツアー
言語については英語、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、アラビア語、中国語、日本語、トルコ語から選べるとあります
⇒我が社について
旅行会社の口コミ⇒トリップアドバイザー
ユネスコの世界遺産に登録された旧市街地を巡る
時間:約2時間
ホテル送迎:なし。地下鉄Icharishahar駅からのスタート。
主な行き先:
・乙女の塔
・シルバン・シャフ・ハーンの宮殿
・モスク、ミナレット
・浴場
・キャラバンサライ(古代からある隊商宿)
バクーの旧市街地は、ユネスコ世界遺産に登録されました。見どころは防衛のために建てられた乙女の塔など。
ツアーの詳細はこちら⇒バクー旧市街地ツアー
言語については英語、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、アラビア語、中国語、日本語、トルコ語から選べるとあります
⇒我が社について
旅行会社の口コミ⇒トリップアドバイザー
夜の街へ
時間:約3時間
ホテル送迎:あり
ガイド対応言語:アゼルバイジャン語、英語、ロシア語
・夜の街のドライブ
・ハイランドパークの散歩
・「I love Baku」のモニュメントの前での撮影
・夜のYanardaghの散策
・ヘイダル・アリエフ文化センターに停車
Yanardaghとはファイアーマウンテンのこと。「永遠の炎」がみられます。
詳細はこちらから⇒ナイトツアー
旅行会社の口コミ⇒トリップアドバイザー
バクー市内を自由に観光
バクー市内を自由に観光できるプラン。
詳細はこちらから⇒日本語 / 英語ガイド【バクー市内】