アメリカの大学は入るのは簡単で、卒業するのは難しいとどこかで聞いた気がするのですが、本当にそうなのでしょうか?
試しにハーバード大学で調べてみたところ、
2019年のデータですが、
受験者数43,330人に対して、合格者数は2,009人。
単純計算では合格率は約4.6%ということに。
9割の人が不合格であったということになります。
一方で、2019年度の東京大学の志願者数は9,483人で、合格者数は3,018人でした。単純計算では、3割ほどは受かるということになるでしょうか。
同じ年の、東京藝術大学の絵画科の受験者数は1,360人で、合格者数は79人でした。その合格率は単純計算ではおよそ5.8%となります。
ハーバード大学の合格率はもっと低いということに?
もっとも入試制度が全く違うので、比較することも難しいですが。
アメリカの大学と一言に言ってもたくさんありますが、特に、毎年発表される世界大学ランキングで上位の大学というのは、それだけに世間の注目を集め、世界中から向学に燃える人が集まるので、大学に入るのは全然簡単ではないようです。
ちなみに、アメリカの私立大学には、さまざまな特別枠があると言われています。
日本でいえば、スポーツ推薦のような形でしょうか。
特殊な何かを持つ人にももちろん審査はありますが、特殊な何かを持たない人にとっては特に狭き門となります。
入学試験に関しても学力審査もあれば、面接もあり、エッセイもありと盛りだくさん。
大学に入学してからも課題に追われる日々が待っています。
結局のところ、入学するのも卒業するのも大変!ということがわかりました。