佳でケイと読む名前についてどのような印象がありますか?
これについては賛否両論あるようです。
一般的な漢和辞典に佳でケイという読み方は載っていないからです。
佳
総画:8画
音読み:カ、カイ、ケ
《名付け》
よし《意味》
よい。すっきりとして形がよい。(漢字源より抜粋)
人偏をとれば圭(ケイ)。
でも、ケイと読んでいいのでしょうか。
百姓読みだと揶揄する声も。
ひゃくしょうよみ【百姓読み】
(百姓は漢字を正しく読めないものとみなしていう語)
漢字を旁(つくり)または偏によって、我流に読むこと。
(広辞苑第五版より抜粋)
とはいえ、日本語というのは比較的自由。
和でカズなど、名前にのみ使われる読み方が、当たり前に受け入れられていますが、一般的な音訓には当てはまりません。
佳でケイもそのうちに辞書に載るかもしれませんし、載せている辞書があるかもしれません。
熟語の絢爛をジュンラン、佳作をケイサクと読むのは間違いですが、人名においては何でもありという状態で、何が正しいとも言えません。
著名人に、
小椋佳(おぐら・けい)・・・1944年生まれ。シンガーソングライター。
桑田佳祐(くわた・けいすけ)・・・1956年生まれ。ミュージシャン。
など。
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