コンタクトも眼鏡もいらない時代が来る?




よく見るために、メガネやコンタクトレンズを使用したり、手術をしない新しい矯正の方法。

矯正点眼が実用化されるのではないかと話題になっています。

もともとは老眼に対する実験でしたが、近視にも効果があることが判明しました。

すでに、ブタに対する実験で、近視(近視)と遠視(遠視)の両方を改善することが示されています。

そして、2019年内には人体に対して適用することが計画されています。

さらに、この技術が2021年内には実用化できるように研究が進んでいます。

この技術は、Shaare Zedek Medical Centerと、Ram-Ganにあるバル=イラン(Bar-Ilan)大学のNanotechnology and Advanced Materials所(BINA)のチームによって開発されました。

開発されたNano-Dropsは、視力障害、近視、乱視の原因となるすべての屈折異常を矯正する特許取得済みの方法を用います。

このNano-Dropsは3段階のプロセスを踏みます。

まず、スマートフォンのアプリを利用して、屈折率を計算します。

そして、その測定値を利用して、数msで角膜の上層に光学パターンをスタンプします(レーザー除去ではありません。高速で痛みのない方法です)。

最後に合成生体適合性タンパク質ナノ粒子滴を点眼して、スタンプされた光学パターンを増強し、活性化します。その結果、屈折率が変化し、最終的に角膜を通過する光の軌跡が変化します。

エルサレムのShaare Zedek病院の眼科医であり、プロジェクトの設計者であるDavid Smadja医師は3年半ほど前に、フランスからイスラエルに移住しました。

Smadja医師は、科学技術の専門家ではないため、Zeev Zalevsky教授(物理学者で、主に光電子工学を専門とするバル=イラン大学の教授)とともに研究に取り組みました。

Smadja医師曰く、Zalevsky教授はアイデアを現実にする人。

また、バル=イラン大学の化学の専門家であるJean-Paul Moshe Lellouche教授も研究に携わりました。

大学のBirad Research&Development Companyは、Nano-Dropsの特許を申請し、Nano-Dropsの共同創設者兼最高経営責任者のSteve Elbazと共同で、この新技術の商品化を進めています。

将来的に、患者は、糖尿病の自己注射のように自宅で矯正が可能になるのではないかと、Smadja医師は述べています。

眼鏡もコンタクトレンズもいらない時代が到来するかもしれません。

source⇒news, news



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