マスコミは新型コロナウイルスが強力で、悲惨なものであってほしい?

新型コロナウイルス関連のニュースから。

4. 「不安だから病院に行く」が感染リスクを高める
「病院へ行かないで、できるだけ家で休みましょう」と言われると、不安になることは理解できる。しかし、繰り返すが、新型コロナウイルス感染は大半の人にとって、特に40代までの人にとっては重症化するケースは非常に少なく、「ただの風邪」と同じと考えて差し支えない。心臓病や高血圧など、基礎疾患のある人が発熱していたら適切な対応をとる必要性があるが、そうでない場合、むやみに病院へ行くことはかえって感染リスクを高める。

実際に、指定病院のベッドだけでは足りず、指定病院以外の病院にも新型コロナウイルス肺炎の患者が入院している。中国からの論文では、発症した全患者の中で院内感染が4割を超えるという報告もあり、中国では医療従事者への感染が問題になっている。家や職場で日常生活を送るよりも、病院でははるかに高いリスクにさらされることになる。

「不安」のために病院にかかって感染しては、本末転倒だ。発熱していても、症状が軽く、息苦しいわけでもないのなら、仕事を休んで家で寝ているのがいちばんリスクの少ない選択だろう。

厚労省が定めた受診基準を満たしていても、直接病院に行くのではなく、まずは帰国者・接触者相談センターに電話相談することを忘れないでほしい。

『新型コロナで「情報汚染」されたメディアが報じない「5つの真実」』より
松村 むつみ(放射線科医、医療ライター)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200229-00070709-gendaibiz-life&p=1

マスコミは、不安や恐怖を煽るような報道ばかりを繰り返している印象を受けます。

どこどこで何人の感染者が出たと繰り返し繰り返し、速報で報道されると身近に迫ってくる恐怖を感じてしまいます。

けれども、その後はどうなのでしょうか?

回復しているのでしょうか?

それとも重症化しているのでしょうか?

その点についてはあまり報道されていません。

しかし、死者が出ると途端に一斉報道となるので、実際にはもう回復した方もいるはず。

記事にも、40代までの若い方で重症化するケースは非常に少ないとあります。

新型コロナウイルスに感染したからすぐに重症化し、ただちに命にかかわるような状態になるわけではないので、もちろん、注意喚起や予防は必要ですが、報道はやや行き過ぎているように感じます。

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