近年、キラキラネームという言葉に対してシワシワネームという言葉が生まれたようです。
キラキラネームが今までになかったユニークな名前を指すのに対して、シワシワネームは近年あまり名付けられなくなってしまった名前を指すようです。
海外と一言に行っても広いですが、欧米では偉人や聖人、先祖の名前に肖ってそのまま名付けるケースが多い為にあまり流行り廃りがないと言われています。
家によっては長男は代々同じ名前にして愛称で呼び分けるというケースもあるくらいです。
そういえばフランス王家の男性はファーストネームがルイの人だらけでしたよね。
とはいえ、現代ではあまり名付けられなくなってしまった名前もいくつか存在しています。
では、カレン(Karen)はどうでしょうか?
この名前は、もともとKatherineの愛称であったといわれています。Katherineの意味は、ギリシア神話に登場する女神ヘカテーに由来するともギリシア語の“拷問”に由来するとも、あるいはコプト語の“名の祝聖”に由来するともいわれていてはっきりしていません。
国別
アメリカ
2018年、アメリカでは634位にランクイン。
人気があったのは1960年代のこと。それ以降はずっとランクが下がりっぱなしです。
イギリス
2017年のランキングでは、
イングランド&ウェールズではランク外。
1997年に466位になって以降、500番以内にも入らなくなってしまいました。
カナダ
2017年のランキングではランク外。
人気があったのは1940年~1980年頃のこと。それ以降はずっとランクが下がりっぱなしで、500番以内にも入らなくなってしまいました。
アイスランド
2016年、アイスランドでは39位にランクイン。
フランス
2017年のランキングではランク外。
2004年に498位に入って以降、500番以内にも入らなくなってしまいました。
まとめ
カレンという名前はアイスランドを除き、一時期と比べて名付けられる人が減ってしまったようです。
参考:https://www.meijiyasuda.co.jp/index.html
https://www.behindthename.com/