日本の女神やお姫様に由来する名前

タレントの神田うのさんの“うの”は鸕野讃良媛(うののさららひめ)に由来するそうです。鸕野讃良媛は女帝・持統天皇の諱に当たります。

他に女神や姫に由来するものはどんなものがあるのでしょうか。

調べてみました。



↑じゃらんnetより

阿加流比売神
あかるひめのかみ

一説には、瑪瑙の化身。

名前の例:
阿加流・赤留・耀・燿・明(あかる)、あかる(ひらがな)

祀られている神社の例
赤留比売命神社(あかるひめのみことじんじゃ) *所在地:大阪市平野区
姫嶋神社(ひめじまじんじゃ) *所在地:大阪市西淀川区

↓アカルヒメという名前が出てくるファンタジー

木花之佐久夜毘売命
このはなのさくやびめ

桜と縁が深い女神。

別名:木花開耶姫命、木花咲弥姫命など

名前の例:
佐久弥、咲弥(さくや)

祀られている神社の例
富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ) *所在地:静岡県富士宮市

佐保姫
さほひめ

春の女神。

名前の例:
佐保(さほ)

祀られている神社の例:
佐保姫神社(さほひめじんじゃ) *所在地:奈良県奈良市西包永町

玉依姫
たまよりびめ

玉とは御霊のことで、神霊を引き寄せる神様と言われています。

名前の例:
玉(たま)、玉依・珠依(たまえ)、瑞依(みずえ)、碧依(あおい)、環・珠紀(たまき)

祀られている神社の例:
下賀茂神社(しもがもじんじゃ)/賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ) *所在地:京都市左京区

罔象女神 / 弥都波能売神
みつはのめのかみ / みづはのめのかみ

水を司る神様

名前の例:
三葉・充葉・光葉・光芭(みつは)、弥都波・水葉・瑞葉(みずは)

祀られている神社の例
岩船神社(いわふねじんじゃ) *所在地:新潟県村上市
丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ) *所在地:奈良県川上村
唐津神社(からつじんじゃ) *所在地:佐賀県唐津市

水光姫
みひかりひめ

白蛇の化身とも言われています。

名前の例:
光(ひかり)

祀られている神社の例
長尾神社(ながおじんじゃ) *所在地:奈良県葛城市

由良比女
ゆらひめ

島根県・隠岐諸島の西ノ島には、海水をかき分ける由良比女の手をイカが引っ張ったという事件があり、そのお詫びにイカが浜に押し寄せるようになったという伝説が残っています。

名前の例:
由良(ゆら)

祀られている神社の例
由良比女神社(ゆらひめじんじゃ) *所在地:島根県隠岐郡西ノ島町

媛蹈鞴五十鈴媛
ヒメタタライスズヒメ

初代神武天皇の皇后とされています。

名前の例:
五十鈴(いすず)

祀られている神社の例
率川神社(いそかわじんじゃ) *所在地:奈良市本子守町

鸕野讃良媛
うののさららひめ

持統天皇の諱。

名前の例:
うの(うの)、讃良(さらら)、さらら(ひらがな)

祀られている神社の例:
北桑名神社(きたくわなじんじゃ) *所在地:三重県桑名市

瀬名姫
せなひめ

徳川家康の正室。住まいなどから瀬名姫、築山殿などと呼ばれていたようですが、本名ははっきりしません。

名前の例:瀬名(せな)

苗字との相性は?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする