女子高生死亡事故で無罪の判決が出ました。
2018年8月に徳島県松茂町の国道11号交差点で、赤信号を自転車で横断しようとした女子高生が車にはねられ死亡する事故があり、徳島地裁は22日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた乗用車の男性(49)に「過失を認めることはできない」として無罪判決を言い渡した。求刑は罰金30万円だった。
判決理由で佐藤洋介裁判官は、男性側の信号機が青だったとして「自転車が赤に従って横断を差し控えるものと期待、信頼するのが通常」と指摘。「前照灯の光や反射板を踏まえても、自転車の存在を予見できたか疑いが残る」とした。
共同通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00000080-kyodonews-soci
私は車の免許を持っていますが、自動車学校で、シミュレーションゲームのようなものをしたことを覚えています。
↑イメージです。こういうレースゲームみたいなものでした。
気を付けてはいたのですが、子供を轢きました。
あのゲームはそういう仕様で、轢いても仕方がないし、気にしないでと自動車学校の先生に言われたのですが、極力運転したくないなあと思ったことを覚えています。
その後の路上講習ではいきなり車道に飛び出しする女性がいて轢きそうになりましたし(※これはゲームの話ではないのでもし轢いたら大惨事)。
私は、道路では歩行者や自転車が弱者であり強者でもあると思っていました。
ただ、やっぱり信号無視は違反。
自転車が赤信号を無視すると、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金になるそう。
参考:北海道警察
亡くなられた方には申し訳ないけれど、こういう判決が出ると少しホッとしてしまう自分がいます。
最も、徳島地裁での判決なので、控訴するのかどうかはわかりませんが。
しかし、2018年8月に事故が起きて判決が下るまでに1年以上かかりました。この間男性はどんな気持ちだったのか。
そして、一人の女性の死に関わったことをこれからもおそらくずっと忘れられないということを考えれば、無罪になってもただ喜ぶということはできないのでしょうね。