女の子の名前に使う字として、陽の字が人気。一方で月も人気。
たまひよで見る女の子の名前に使う漢字のランキングでは陽が11位、月が19位であり、どちらかといえば陽が人気。ちなみに男の子では陽が4位。
太陽は眩い
太陽と言えば、イカロスが浮かびます。
⇒wiki
太陽に近づきすぎると人は死んでしまいます。
大きな力を持っている一方で、その力は大きすぎて人に悪い影響を与えることもあるわけです。
そして眩すぎて良く見えないということも。
陽には明るい意味がある一方で欺くという意味もあります。例えば陽動作戦という言葉は今も死語にはなっていません。
月は暗い
月は夜にやっと姿を確認できるもの。夜の夕闇に浮かぶ存在。
遠くで見ると、美しい。でもよく見るとクレーターだらけの岩場。
月と言えば、青鞜を思い出します。
元始、女性は実に太陽であった。
真正の人であった。
今、女性は月である。
他に依って生き、他の光によって輝く、病人のような蒼白い顔の月である。
さてここに『青鞜』は初声を上げた。
どうしても陰の印象が付きまとう字です。
太陽か月か
私はどちらもあまり好きな字ではありません。
人には遠い存在であるように思うからです。
また、現代でも月の字が男性の名前に使われることはあまりありません。雅号ではよくありますが本名では珍しい部類に入ります。
月に控えめなイメージがあるからではないでしょうか。男性は表に女性は裏に。
女性が社会進出と言われている昨今ですが、親の願いはあまり変わっていないのかもしれません。
苗字との相性は?