風花という名前の人がいますが、どのような印象がありますか。
そもそも、どういう意味のある言葉なのでしょう。
調べてみました。
かざはな【風花】
(カザバナとも)
1.初冬の風が立って雪または雨のちらちらと降ること。〈季語:冬〉。
2.晴天にちらつく雪。風上の降雪地から送られて、まばらに飛来する雪。〈季語:冬〉。
3.「かざほろし」の異称。(広辞苑第五版より抜粋)
かざほろし【風疿】
《「ほろし」は発疹(ほっしん)のこと。「かざぼろし」とも》風邪の熱などがもとで皮膚に生じる小さな発疹。かざはな。〈和名抄〉
https://kotobank.jp/word/%E9%A2%A8%E7%96%BF-461766
風花とは雪がちらちら降る日のことを指します。
冬のぐっと冷え込む日を連想しますね。
雪を言い換えた美しい日本語であるという意見がある一方で、その意味から寒々しい印象を与えるので、人名にふさわしいかどうかについては賛否あります。
また、風という字を人名に使うことについても賛否あります。
風のような人というと、風来坊など、落ち着かない、気まぐれな人という印象を与えます。しかし、風は、良くも悪くも多くの人に影響を与えるものでもあります。風化、風教など良い方向へと導く意味も持ち合わせています。
とはいえ、この名前は、近年、名前ランキングに入ることがあるので、それなりに受け入れられているのではないでしょうか。
明治安田生命の名前ランキングは、2004年から、100位に入る名前を発表されています。
風花 | |
年 | 順位 |
2004年 | 61位 |
2012年 | 97位 |
2016年 | 79位 |
2020年 | 57位 |
人名であれば風花はフウカと読む可能性が高そうです。
フウカの響きもそこそこの人気があります。
明治安田生命の名前ランキングの読み方のランキングは、2004年から50位まで発表されています。
フウカ | |
年 | 順位 |
2004年 | 48位 |
2009年 | 47位 |
2012年 | 45位 |
2014年 | 44位 |
2015年 | 33位 |
2016年 | 47位 |
2018年 | 49位 |
2020年 | 33位 |
また、近年、女優の小芝風花さんが大活躍しているので、さらに人気が出るかもしれませんね。
https://www.meijiyasuda.co.jp/sp/enjoy/ranking/index.html