不安障害?になった話。
以前接客業をしていたことがあるのですが、次第に変になりました。
例えば、
お客さんと話しているときに涙が止まらなくなる(クレームではなく、お天気の話レベルの世間話で)。
仕事中に棚を整理していると前触れもなく涙が頬を伝ったり、胸苦しくなったりする。
夕食を一人で食べているときに涙が止まらない・・・。
など、
悲しいから泣くのでも、辛いから泣くわけでもなく、感情のコントロールが全く効かなくなりました。
また、何もしていないのに、ジェットコースターで上から下に落ちた時のような浮遊感(ヒヤッとする感じ)があったり、心臓が締め付けられるような感覚があったりもしました。
しかし、病院を微塵も信頼していなかった私。めまいの時に対処してもらえなかったからです。
結局、いろいろな漢方薬を試すことに・・・。
*注意書き————————————————————————————–
漢方薬は、食前30分前か、食後2時間~3時間後に飲むこととされているものが多いです。
また、湯と付くものは、湯で飲むのが良いと言われています。それ以外は水で。
漢方薬だから安心安全ということはありません。健康食品ではなくて、医薬品なので、アレルギーのある方、高血圧、高血糖、心臓病などの診断を受けた方、その他心配のある方は事前に専門家に相談するようにしてください。
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イライラしやすくて気分が高ぶりやすい。その結果、物を投げたり、壊したりするような人に向くといわれています。
構成成分は、
当帰(とうき)、釣藤鈎(ちょうとうこう)、川芎(せんきゅう)、蒼朮(そうじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、柴胡(さいこ)、甘草(かんぞう)、陳皮(ちんぴ)、半夏(はんげ)
抑肝散加陳皮半夏は、時折CMで見かけるアロパノール(抑肝散)に、名前の通り陳皮と半夏が加わったものです。陳皮も半夏も胃を元気にすると言われています。
アロパノールは、抑肝散加陳皮半夏と同じく、イライラしやすくて気分が高ぶりやすい。その結果、物を投げたり、壊したりするような人に向くといわれています。
あるいは、注意力が散漫になる人。
アロパノールは、錠剤、顆粒、ドリンクの3タイプがあるのが特徴的です。(ドリンクタイプは15歳以上、錠剤は5歳以上から飲むことができます。顆粒は1歳未満の乳児に飲ませるときは医師の診断を優先し、やむを得ない時のみ服用させるようにという記載があります。)
「全薬工業」 アロパノール内服液 30mlx3本 「第2類医薬品」
口が苦い感じ(苦いものを食べたというわけでもないのに)、便秘、肩こり、イライラ、眠れない、つまらないことが気になる、怖い夢を見る、不安で動悸がするなど。
腰から下が重い感じ。
含まれている成分は、
柴胡(さいこ)、半夏(はんげ)、茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいひ)、黄芩(おうごん)、大棗(たいそう)、人参(にんじん)、竜骨(りゅうこつ)、牡蛎(ぼれい)、大黄(だいおう)、生姜(しょうきょう)
のぼせやすい、イライラする、つまらないことで悲しくなる、眠れない、抜け毛が多いなど。
構成成分は、
桂皮(けいひ)、芍薬(しゃくやく)、大棗(たいそう)、生姜(しょうきょう)、甘草(かんぞう)、竜骨(りゅうこつ)、牡蛎(ぼれい)
理由もなく泣く、あくびが多い、眠れない、夢をよく見るなど。
構成成分は、
甘草(かんぞう)、小麦(しょうばく)、大棗(たいそう)
甘い薬です。夜泣きに効果があると言われているので、病院で乳児に処方されることもあるみたいです。
興奮を鎮める効果があると言われています。
いろいろ試してみたけれど、私の場合は甘麦大棗湯でした。
合わないなあとか、コレジャナイと思ったのは他にもあったように思います。それくらいいろいろと試しました。
でもやや落ち着かない感じは収まらず、結局落ち着いたのは仕事をやめてからでした。環境が一番の原因だったのかもしれません。
ただ、とりあえず、人前でワーワー泣くことはなくなり、ほっとしたことをよく覚えています。
若干普通の状態ではなかったけれど、人前に出て迷惑にはならない程度にはなりました。
環境が一番の原因なら変えるのが一番ですが、なかなかすぐにというわけにはいかないこともあるので、その時にはいろいろ試してみるのも悪くないかもしれません。
ただ、無理しないようにしてくださいね。そして漢方薬だからといって安全ではないので専門家に指示を仰ぐことをオススメします。
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